こばなし(その他)

□メガネの奥 *
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ガタン!という音の次にバサバサと積み上げられた書類やら本やらが床に落ちる。

なんなんだ、この状況は…


「ね、先生…気持ちイイ?」


オレは今、生徒に襲われている。

ケンカでなんて負けた事ないのに、机に押し倒されて両手はネクタイで縛られてフェラされていた。


「んぁっ、やめっ…あぁっ!」

「その感じ気持ち良さそうだね」


頼むから咥えながら喋るな!笑うな!!

そんな事された事ないから、されるがままで翻弄されてジュルジュル、といやらしい音が部屋に響いて耳まで犯されているようだ。



「お、いっ!…んぁっ、あっ、やっ!」

「イキそう?イっていいよ」

「はぁっ、はな、せ!…あ、あぁっ!」


…なんて事だ…イってしまった…
生徒相手に…っていうか、感じてしまった自分が恥ずかしすぎて縛られた両手で顔を隠していたら、その手を退かされて唇を奪われた。
されるままもムカつくから唇を思いっきり噛んでやったら切れたようだ。ざまぁみろ。


「んっ、…イタっ…先生やってくれたね」

「くそっ、離せ!」


今なら猫に引っ掻かれたくらいに思ってやる!と言ってやろうと声を発する前にガタンと後ろを向かされた。


「うっ、…」

「調教してあげるよ。先生」


メガネを外したハギョンは、さっきまでの誰にでも好かれるニコニコ優しい笑顔だったのから、見下すような目で見られて身体が震えたのは、恐怖からだと自分に言い聞かせた。





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