いんぴに本文

□スキンシップじゃなく、セクハラです
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「ヒョ〜ン!おはよ!!」


朝のあいさつと共にドンウから受ける行為。

それは、お尻タッチ。

最初は気にもせずにスキンシップだろうと考えていたけど、最近度を越している。


「ヒョン、ちょっと避けて〜顔洗いたい」


「う、ん…」


歯磨きをしていたら、起きて顔を洗いに来たドンウ。避けて〜と言いながらお尻をポンポンと叩かれる。

うん、これはまだいいほうだ…。


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「ヒョン、何飲んでるの?」


ダンス練習の休憩中、なんで立って飲んでいたのか過去の自分を叱りたい。

肩を組みながら、もう片方の手でオレの尻をサワサワと触っている。



「オレにもひと口ちょーだい?」


「もう、全部あげる…」


開けたばっかりで、まだひと口しか飲んでないけどドンウにあげて、この状況から逃げ出す事が出来た。




____________



「ヒョン、今日のご飯な〜に?」


「きょ、…今日は、キムチ鍋だよ」



おいしそう〜とか言いながら横のシンクに手を付いて、オレに普通に世間話をしてくるけど、そのもう片手の動き…

痴漢にあう女の子の気持ちがすごくわかる…

グニグニ、グニグニ、…左の尻が可哀そうになってくるくらいグニグニとされる。

でも、意外と痛くない。

麻痺してきたかな…



「…ドンウ、鍋出来たから、皆呼んできて」


「はぁ〜い」



最後にポンっと叩いてパタパタとキッチンから出て行った…

なんか、左の尻がかゆい…。




_____________




「ヒョン、今いい〜?」


「ん?いいよ?」



部屋のベッドに寝転がりながらソンジョンに借りた雑誌を読んでいると、ドンウが訪ねてきた。

ギシリとベッドを軋ませながら、座っても何も話さないドンウにようやっと雑誌から顔を上げて後ろを向いた。



「ドンウ…?どうした?」



起きて向き合って話を聞いてあげようと思ったのに、ドンウに背中を押されてベッドにダイブ。



「ブッ!!!…おい、なんだ、よ…っ!」


「ヒョンのお尻可愛いよね」



背中から手を放して両手で尻を揉まれる。

その、可愛い尻の形が変わるくらいグニグニと揉まれてちょっと痛い。



「ちょ、ドンウ…やめて」


「なんで?…感じちゃった?」



尻揉みのせいか身体に力が入らない。

後ろのドンウを見ると、見た事もないくらいにニヤニヤしている。



「ふざけんなっ…ん、」


「声出ちゃってんじゃん…もっと気持ちよくしてあげようか…」



ドンウの唇が首筋に落ちてきて身体が震える。

う、尻揉まれるの気持ちよくなってきたかも…

ドンウの手は尻を撫でながら、器用にベルトを外していってズボンを下げられ…



「ヒョン!大丈夫ですか!?」



バーンと入ってきたのはソンジョン。

入って来るなりドンウ目掛けて、持っていたクッションを投げつけきた。

ドンウがソンジョンに説教をくらっている間に素早く少し下げられたズボンをあげた。

正座させられて、はぁ?スキンシップ??と腕を組みながら弟に見下ろされてるドンウと目が合うと、口をパクパクとさせた。



「?……??……………っ!!」


「ドンウひょん!なに笑ってるんですか?いいですか、そもそもヒョンのスキンシップは、スキンシップじゃないんです!ただのセクハラ!痴漢と一緒です!!」



ソンジョンに怒られててもこの後ずっとドンウは、ニコニコだった。



「(ヒョン、続きはまた今度ね?)」





______________



ソンジョン:ヒョンどうしたんですか?顔真っ赤ですけど…??


ソンギュ:な、なんでもない…






お題提供元「確かに恋だった」さま
 

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