いんぴに本文
□昼ご飯の代わりに… *
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う〜ん。昼ごはんも食べてお腹いっぱいで
眠たくなってきた。
部屋にはサンサンと日光が入るけど、
風が程よく入ってカーテンを揺らすから涼しい。
昼寝にはもってこいだ。
ベッドに横になって、目を瞑る。
あぁ、もう眠くなってきたーー
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なんか、ぼそぼそ聞こえる…
ん〜誰だよ…安眠を邪魔するやつはブツぞ!
「んっ、…だれ…?」
「ヒョン?起きた?」
ん?ホヤか?
オレの上になんか乗ってなにして…
...
.....
上!???はっ?!なんで上に乗ってんの?!
「…な、なん…」
寝起きで呂律が回らない…!!
ホヤは、クスクス笑いながらオレの両手を掴んで顔を寄せてくる。
「ヒョン、おはよ。」
「おは、よ…お前なにしてん、の…」
「オレお昼食べれなかったからヒョンに作って貰おうと思ってきたんだけどさぁ…」
「だ、だけど…?…っ!ちょ、あっ、ぅん…」
ホヤの顔がだんだん近づいてきて、首筋に唇を落とされて声が出ちゃって嫌になる。
「寝てるヒョン見てたら、食べたくなっちゃった」
「んっ、…な、にを?」
それ、聞いちゃう?っていうホヤの目が
ギラギラしていて身体がピクリとも動かせない。
「ヒョンを食べさせて?」
ケモノのように首筋に食らいつくホヤに
今日は、ベッドから起きる事はないなと予感できた。
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