いんぴに本文

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「ヒョン!ウヒョニヒョン!起きてよ!!」

「う〜…ソンギュ〜〜」

「ぎゃぁ!何すんの?!誰か助けて!!」


朝からぎゃぁぎゃぁ煩い弟たちの部屋を見に行けば、ソンヨルがウヒョンに抱き締められてた


「お前ら朝から仲良いな」

「ドンウヒョン!見てないで助けて!!」

「はぁ…ウヒョナ、ソンヨルを離してあげな」

「ソン、ヨル…?んっ、あれソンギュはぁ?」

「はぁ苦しかった!まったくソンギュヒョンは、出張でしょ!!」


このままここにいると仕事に遅れる事になりそうだから、早々にリビングに降りて朝食をとる事にする。


「おはよ」

「ドンウヒョンおはようございます!」

「ヒョン、おはようございます」

「おはよう。ヒョン」


リビングに行くとソンジョンとホヤが朝食を作ってくれていた。


「ヒョン、もうすぐ出来るから待ってて下さいね〜」

「お〜サンキュ!あれ?ミョンスは?」

「ミョンスなら、朝イチから調べたいものがあるって行って、図書館行ったよ〜」


朝から勉強とは、我が弟ながら…
ソンギュヒョンが聞いたらまた喜ぶだろうな。


「あっ!今日ってソンギュヒョン帰ってくるんだよね?」

「ドンウヒョン迎えに行くの〜?」


二階からドガドガと、降りて来たのはさっきの煩いアホな弟二人。


「うん。だから今日は車で行くから」

「ヒョン!ボクも行きたい〜!」

「ダメ〜帰って来るまで待ってな〜」


ドンウヒョンだけズルい〜という声は、聞き流して味噌汁をすする。


「ご馳走作って待ってようぜ?ソンジョナ」

「よし!ボク、ソンギュヒョンが泣いて喜ぶようなの作る!!」

「あっ、じゃぁオレ味見係〜!」

「オレもぉ〜!!」


お前らも手伝えっ!!とホヤに朝から怒られているアホ二人は、ほっといてソンジョンに
今日のご馳走用のお金を渡してさっさと会社に向おうとしよう。





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