いんぴに本文
□恋花火
1ページ/4ページ
「ヒョン!お菓子とって〜」
「ドンウ、運転しながらお菓子なんて食べるなよ、危ないだろう」
「ヒョンが食べさしてくれれば大丈夫だから〜はやく〜」
多分何度ダメって言っても食べたい、食べたい言うんだろうからあきらめて、大きなバックを開ける。…お菓子ばっかりじゃないか…
「…ドンウ、お菓子ばっかりなんだけど、」
「うん!えっとね〜ポ〇チちょうだい!あっ!ヒョンが好きなお菓子も入ってるから食べていいよ〜」
「あ…本当だ(とりあえず許そう)でも、こんなにいらないだろう」
ガサッと開けて、あ〜っとずっと口を開けて待ってるドンウの口にポ〇チを数枚入れる。
「んくっ…、こんだけあったら、いちいちコンビニとか寄らなくていいでしょう?あっ、でもトイレとか行きたくなったら言ってね!」
「うん、」
ドンウの口に運びながら自分もちょっといただく。
オレ、ドンウのこうゆう所に弱い。
いつもは、弟たちも呆れるくらい、はしゃぐ子どもみたいな奴だけど、急に男らしく頼れる奴になるから、ギャップに付いていけない時があって、…ドキドキするんだよな。
「ヒョン、あ〜ん」
「(今は子どもみたいなのに…)ふふ、…はいはい」
.