いんぴに本文

□恋花火
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「ヒョン!お菓子とって〜」

「ドンウ、運転しながらお菓子なんて食べるなよ、危ないだろう」

「ヒョンが食べさしてくれれば大丈夫だから〜はやく〜」



多分何度ダメって言っても食べたい、食べたい言うんだろうからあきらめて、大きなバックを開ける。…お菓子ばっかりじゃないか…



「…ドンウ、お菓子ばっかりなんだけど、」

「うん!えっとね〜ポ〇チちょうだい!あっ!ヒョンが好きなお菓子も入ってるから食べていいよ〜」

「あ…本当だ(とりあえず許そう)でも、こんなにいらないだろう」



ガサッと開けて、あ〜っとずっと口を開けて待ってるドンウの口にポ〇チを数枚入れる。



「んくっ…、こんだけあったら、いちいちコンビニとか寄らなくていいでしょう?あっ、でもトイレとか行きたくなったら言ってね!」

「うん、」



ドンウの口に運びながら自分もちょっといただく。
オレ、ドンウのこうゆう所に弱い。
いつもは、弟たちも呆れるくらい、はしゃぐ子どもみたいな奴だけど、急に男らしく頼れる奴になるから、ギャップに付いていけない時があって、…ドキドキするんだよな。



「ヒョン、あ〜ん」

「(今は子どもみたいなのに…)ふふ、…はいはい」









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