いんぴに本文
□押してダメなら
1ページ/2ページ
「ただいま〜」
「ソンギュヒョンお帰りなさいっ!」
「おぅ、ソンジョンただいまぁ〜」
玄関で靴を脱いでるソンギュヒョンに抱き付いて、お帰りなさいを言うと頭をワシワシと撫でられてると、ソンギュヒョンの後ろから手が出てきて頭を叩かれた
「いったぁ〜!何するんですかソンヨルヒョンっ!」
「一緒に帰ってんのに、ソンギュヒョンにだけおかえり〜ってなんだよっ!」
「あっ、見えませんでした」
はぁっ?!って言って、ブーツを脱ぐのに手間取っているソンヨルヒョンは、ほおっておいて、ソンギュヒョンとリビングに行くとウヒョニヒョンとドンウヒョンが、ソンギュヒョンに寄ってきた
「ソンギュヒョンおかえり〜」
「ただいま〜」
「なに買ってきたの?」
「服と〜…あと、お土産っ!晩ごはんの後に食べようなぁ〜」
笑顔のソンギュヒョンにメロメロになって、ひどい顔になってるヒョン二人を横目で見つつ、キッチンにお土産をしまいに行ったソンギュヒョンに付いていく
「今日の晩ご飯は、もしかしてカレー?」
「あっ、ソンギュヒョンおかえり〜うん今日は、キーマカレーだよ〜」
「わ〜い!好き〜」
バックハグされて嬉しそうにして鼻の下伸ばしてるホヤヒョンは、すごく気持ちわ……スイマセン(*_ _)
「ヒョンたち今日はショッピングだけだったんですか?」
サラダボールと小皿を持ちながらソンギュヒョンとリビングに持って行って、晩ご飯の準備を進める
「うん、ソンヨルがご飯は、ホヤが作ってくれてるから帰りましょうって」
「ふ〜ん…」
「最初は、レストランに行こうとしてたみたいなんだけどなぁ〜ホヤからメールが来たって言ってたよ?」
ホヤヒョン、ナイス!!
「せっかく、ソンギュヒョンとデートしてたのに…ヒョンまた行きましょうね?!」
「デートってwうん、誘ったんだからご飯は、ソンヨル持ちなぁ〜ww」
もちろんですっ!って鼻息荒いソンヨリヒョンは、今にもソンギュヒョンを襲いそうで、ウヒョニヒョン、ドンウヒョンに殴られてました。
「あ、ソンギュヒョンお帰りなさい」
「ミョンス!た、ただいまっ!!」
「は〜い、ご飯だよぉ〜」
ホヤヒョンの一言でリビングは、一気にご飯の時間に切り替わった。
長テーブルの席順は、今日もジャンケン。
ソンギュヒョンがいる日は、必ずジャンケンで席順を決めてる。
ちなみに今日の席順は、
@ホヤヒョン
Aソンギュヒョン
Bミョンスヒョン
Cソンヨルヒョン
Dウヒョニヒョン
Eボク(ソンジョン)
Fドンウヒョン の順だ。
ラッキーな席は、ソンギュヒョンを挟める両隣と真正面の席。
今日のラッキーは、ホヤヒョンとミョンスヒョンとボク!まぁ、ちょっと遠いだけで、どの席でもソンギュヒョンを見れるし、話せるし、あんまり関係ないんだけどね…
「ソンギュヒョン、これも食べなよ〜おいしいよ?」
「ソンギュヒョン〜おかわりいる?」
まったく、そんなに過保護っていうか、構わなくても自分でご飯は食べれるし、おかわりが欲しかったら自分で行くと思うけど…まぁ、ボクもヒョンたちの事は、強く言えないんだけど…。
ソンギュヒョンは、ちょっと困りながらありがとうって言ってくれてるけど、いつかウザいって言われるんじゃないのかな…ボクは、あんまりしつこくしないようにしよ〜
_______________
小一時間後…
「小腹すいたねぇ〜デザートタイムにしよぉ〜ヒョン!!」
「いいねいいね!ヒョンなに買ってきたの?」
「カップケーキ!可愛いんだよ!なっ!ソンヨル!!」
元気な声で、はいっ!って答えるソンヨルヒョンの顔は、本当にキラキラ輝いて「あなたのほうが、カワイイです」って呟いてて、もう恋する乙女状態…wちょ、面白いんで、表情管理して下さい…
カップケーキには、いろんな絵が描かれていて本当に可愛い。ウサギとかネコ、お花、蝶々…ヒョンたちは、どれにしようかワイワイ騒いでる。
「ミョ、ミョンス…こ、これ…」
「ん?ボクのですか?ありがとうございます」
「…////」
「かわいい、ハートだ。ヒョンのは、どんなのですか?」
「オ、オレの?…オレのもハート…////」
「あ、ボクのとちょっと違うんですねぇ〜」
「うん…色違い////」
「「「「…………………」」」」
あれ、ソンギュヒョンなんで顔赤いのかな?
風邪かなぁ?具合が悪そうには見えないけど…?
ん?ヒョンたちお葬式みたいに暗くなって、モソモソとカップケーキを食べてるけど…??
ソンヨルヒョンなんて、…泣いてる??
んー?
なんかわかんないけど、目があったミョンスヒョンのドヤ顔笑顔がちょっとイラっときたのは、なんでだろう…???
あちがき→