びえび本文

□大人気ない
1ページ/1ページ




「ヒョン?」


あれ?どこいったんだろ??
さっきまで部屋に居たのに…リビングかな?


リビングのドアをガチャリと開けると
ボクの目に飛び込んできたのは、
かわいいマンネと仲良く話してるヒムチャニヒョンがいた。


「ヒムチャニヒョ〜ン」

「なんだよ〜やめろよぉ甘えただなぁ」


嫌がりながらもその顔は、ニコニコで。


マンネとオンマの微笑ましい風景と思うだろうが、ちょっと違う


ボクに気づいたあのマンネの顔っ!!


可愛らしいマンネでいるのは、ファンの前と
ヒムチャニヒョンの前だけだというのは、
メンバー全員が知ってる事だ


ボクがいる事を知ってるくせに、
ボクとヒョンが付き合ってる事知ってるくせに

ヒムチャニヒョンと未だにイチャイチャ(ヒョンは、じゃれてるだけだと思ってるだろうけど)




「わぁっ!!…ジョンオピ?」


イライラして見ていたハズなのに、
気付いたらヒョンの手を引いて自分の部屋に押し込んでた


「ジョンオパ?」


は、恥ずかしいっ…

マンネに嫉妬するなんて、
大人気ないって思われるかも…

恥ずかしすぎて、ベッドにダイブすると
ヒムチャニヒョンが頭をポンポン撫でられて、嬉しかった反面恥ずかしさがました


「ジョンオパ〜?どうしたの?」

「なんでもないです…しばらくちょっと待ってくだ…ヒョン?」


恥ずかしすぎて、起き上がれなくてそのままでいたらヒョンが上から抱き付いてきた


「な、…ヒョン?!」

「ん〜」


グリグリと背中に頭を擦り付けて、
ん〜ん〜と楽しそうに唸ってるけど、

ボクとしたら気が気じゃなくてっ!

嬉しいけど、そうゆうのはまだ慣れてなくて


「ヒョン、…は、離してください」

「やだ〜…なに、オレが抱き付いちゃダメなの?」

「そんなわけないですっ!…けど、背中じゃなくて…その、」


そういえば、察してくれたヒョンが離れてくれて、起き上がると正面から抱き付いてきた

恥ずかしいけど、やっぱり嬉しくて
さっきまでささくれてた気持ちが癒されていった


「あ〜癒される〜」

「え、あの…ヒョン、」

「ジョンオパとこうしてんのが一番好き」



…今、ボク顔真っ赤だと思う…



今度は、真っ赤な顔が恥ずかしいから
ギュウっとヒョンを抱き締めた。




******



「ジョンオプヒョンもまだまだですよねぇ」

「ジェノンヤぁ〜あんまりヒョンをイジめんなよ?」




.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ