びえび本文

□これって禁断症状?
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ヒムチャニヒョンがお仕事で忙しくて、
最近なかなか話せてない。

今日だってもう日付が変わりそうなのにまだ帰ってきてないし。


「逢いたいなぁ〜…」


声に出して呟いても静かなリビングに響くだけで、余計に寂しさが増しただけだった


ガチャリ、


最小限に音を押さえて、玄関が開いて閉じた音がして、さっきまでの寂しい気持ちが一気に晴れた。

寝ているメンバーへの気遣いも忘れずに、かつ素早く玄関の疲れた背中へ抱き付いた。


「ジュノン…?」


グリグリと頬を背中に擦り付けて、久しぶりのヒムチャニヒョンの匂いを嗅ぐ


ボク、なんか変態みたいじゃない…?


フンフンと首筋に顔を埋めて匂いを嗅いでいると、頭を撫でられて身体を離して抱き付いてきた


「ジュノ〜ン〜」


普段年上という事を気にしているのか、
あまり甘えてこないヒョンが、甘えた声を出して抱き付いてきて、嬉しいが手の置き場に困る


「ヒョン、疲れたよぉ〜」


胸におでこをグリグリとされてくすぐったい。

さっきボクがしてたの真似してんのかな?
逢えなくて寂しかったけど、ヒョンも寂しかったのかな?こんなヒョンが見れたのは嬉しい。


「ヒムチャニヒョン、お疲れ様」


ようやっと回ってきた頭で、ぎゅっと抱き締めると唸り声を上げ始めた


「ん〜ん〜」


苦しいのかな?と思って身体を離そうとすると、余計にくっついてきて離れない。

しばらくしてモゾモゾと身体を離したヒョンの顔を除きこむと、チュとキスされた


「え、?」

「ジュノン…」


恥ずかしがり屋さんなヒムチャニヒョンからのキスなんて、数える位しかなくて
一度めちゃくちゃ頼んでしてもらった時なんか、もう絶対しない!と涙目になってしまって本当にそれ以来して貰っていなかった。


「ヒョン…どうしたの?」


あまりの衝撃に声が震えてるのがわかる

顔を真っ赤にしてなおもチュ、チュ、とキスしてくるヒムチャニヒョンにボクの理性もおかしくなっていく

キスはしてくるけど、子どもがするような可愛いキスのヒョンの腰と頭をしっかり押さえて、深い大人なキスを仕掛ける。

すると、いつもはされるがままのヒョンが一生懸命舌を絡めてくるから、興奮しちゃう。


「ん、…ふっ、ぁん」


たどたどしいキスだけどヒョンも興奮してるのが、ボクのお腹にヒョンのが当たってるからわかる。


「…ヒョン…」

「んっ、…ねぇジュノン…シよ?」


チュウっと首筋にキスして誘ってくるヒョンにクラクラしながら、ヒョンを横抱きにしてお風呂場に連れて行って、頂いた。







「ヒョン、今日はどうしたの?」

「…だって、」


ボクの腕の中でモジモジしてさっきまでの余韻も残した真っ赤な顔で、凭れ掛かってくる


「だって、最近ジュノンと、…シ、シてなかったし…」

「……」

「オ、オレだって…寂しかったんだ…」

「ヒョン」

「お前、オレの事考えてシなかったんだろ?」


疲れて帰って来て、疲れた顔でご飯もあまり手をつけれないヒョンを見ていたから、これ以上疲れさせるような事はしないように気を付けていたんだけど。


「最初は疲れてるから助かってたんだけど…、だんだん触って欲しくなってきて、さ…」

「だから、珍しく誘ってきたの?」


珍しいもなにも、初めての事だったけど。

ボクに触れて貰えなくて、頭がおかしくなりそうだった。なんて言われたらこれは、喜ばずにはいれなくて。


「ヒョ〜〜ン!!もう一回する?」


バシャと顔にお湯がかかるのも気にせずに、ヒョンを抱き締める。

嫌だって暴れるだろうなぁ…だって、さっきだって2回もしたんだから。


「う、うん…」

「へ?」


真っ赤な顔で頷くヒョンに、冗談で言ったものだから言葉に詰まってしまう。


「だ、だから、もう一回…シても、いいよ」


今日はなんて幸せな日なんだろう!

こんな日は滅多に来ないハズだ!
お言葉に甘えて、ヒムチャニヒョンをもう一回頂きました。























(リビング)
ヒ「う〜…のぼせた…」

ゼ「ヒョン!お水!飲んで!!」


(自室にて)
ヨ「バカじゃないの…」

デ「廊下まで響きまくりだったよって言ってやろうかw」


お題提供元:恋したくなるお題さま
 

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