びえび本文
□ボクの目覚まし
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「ジュノン、起きて」
「ん〜…ヒョンもう少しぃ〜」
せっかくの休みだっていうのに。
こんなに早起きしてどうすんのさ。
モゾモゾと布団に包まっていると、てい!
という掛け声の後ボクはベッドの下に放りだされた。
「ぎゃぁ!!」
「ほら、起きろよ」
ボクの目の前で仁王立ちしているヒムチャニヒョンを恨めしい顔で見ていると、
ボクの目線に腰を折ってチュ、と可愛いキスしてきた。
「へ?…え、え?!」
寝起きの頭だからこの状況にすぐについてけない。
「ジュノンさっさと起きて?ヒョンと買い物行こう?」
そう言って、パッと立ち上がったヒョンは顔をうっすら赤くしてる。
「ヒョ、ヒョン…っ!」
「〜っ!早く起きないと置いてくからな!///」
わぁ!部屋の扉をバンと閉めて行ってしまった
耳まで真っ赤な恋人を追いかけなくては!!!
ボクの目は一気に覚めた。
「ねぇねぇ、ヒョンもう一回キスしてよ〜」