星座彼氏の休憩所
□錫也っち…ノロケ話は聞き飽きたよ…。
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「でさ、マリアはかわいくってさ・・・。」
「す・・・錫也っち・・・。もうこれで、14回目だよ・・・。いい加減に終わりにしてくれない?マリアっち、恥ずかしさのあまり、食事とってないよ・・・・。」
そう、ここは食堂だ。私の彼氏の錫也は、さっきから、のろけ話を楓ちゃんに話している。しかも、私のかわいいところとか、プライベートでのこととか、恥ずかしいことばかり話すんだからいい加減にして!って正直思う。
「おーおー。また錫也の独占病が始まった・・・。」
哉太はむちゃくちゃ呆れていた。
「錫也にはかなわないよ・・・。」
羊くんは羨ましそうに私たちを見た。
「錫也、マリアちゃんが恥ずかしがっているからそろそろやめにしたら?甲付先生も錫也の話でウンザリしてるし・・・・・。」
つっきーから助け舟が出た。
「まあ、しょうがない。」
はあーーー・・・。ようやく解放された、って思ったら・・・・・・・。
チュッ
錫也が私にキスをした。
「錫也〜〜!!!!オメー何してんだ!?」
哉太!!声大きいよ〜!!
そして、錫也!!何してんの!?
確信犯は私の耳元で囁いた。
「愛してる。」
「錫也!!!!」
恥ずかしいっつ〜の!!
fin