星座彼氏の休憩所
□ふふふ。ケーキより甘い恋愛だわ！！かわいいっ☆
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「お待たせしましたー。『ハートラブリーケーキ』でーす。二人のイメージで作ってみたの。ふふふふ。」
私は宮地君、あ、いや。龍之介と一緒にMAHO堂に来たの。
何か新作スイーツって出ていたから注文したってわけ。
「マリア・・・・・・えっと・・・・これは・・・・。」
『さ・・・・・さあ・・・・。』
私に聞かれても・・・・・。歩美ちゃんが含み笑いを浮かべたの。
「お嬢。宮地君。食べてみて！！」
「『う・・・うん・・・・。」』
戸惑いながらも、一口食べてみた。
「む。うまい。」
『おいしい！！』
控えめな甘さにこのクリーム、すっごいおいしい！！
「ほんと？嬉しいわ！！」
『歩美ちゃん・・・。』
何かこっちまで嬉しくなる。しばらく食べ進めていくと龍之介がじっと私の顔を見つめた。
『へ・・・・？どした・・・？龍之介・・・・。』
そしたら
ちゅ
「わお☆」
『へ・・・・・・・！？』
一瞬何が起きたかは分からなかった。
「む・・・・・お前に・・・・・マリアにキスしたかっただけだ。」
龍之介が少し顔を赤らめていたのが分かった。
「ふふふふ。お似合いねーー☆二人ともっ。」
歩美ちゃんの声がやけに大きく感じた。
「マリア、好きだ。」
恥ずかしいよっ！！！
fin