小説もどき

□釣り
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「ひ、引くんだブロリー!!はやくしないと釣り糸が切れてしまうぞ!!」

わかった。と頷き釣竿を引くと大きな活きのいい魚がかかっていた。

「魚だ‥親父‥。」

「みれば分かるぞブロリー。良くやった‥今日の夕食は焼き魚‥‥‥‥な、なにをしているブロリー!!」

「‥返す。」

「か、返す!?ブロリー!!それは今夜の夕食に‥‥‥あ。」

「さらば‥‥魚。」

息子によって釣りあげられた魚は息子の手によって再び元の居場所へと返された。

‥‥‥‥‥‥



「帰る‥‥。」

「ブロリー‥。もういいのか‥?まだ餌はあるのだぞ?」

「いい。‥帰る‥楽しかったぞ親父‥‥。」

そう言い自分に笑いかける息子に自分の口も緩んでしまう。

帰り道。足早に家に帰ろうとしている息子に聞いてみた。

「今日の夕食は何にするかブロリー‥。」

「魚。」

「なんで逃がしたブロリーよ。」



end
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