小説もどき

□休憩所
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夜遅く仕事を終え息抜きに何か飲み物でも買おうと休憩所に向かうと、後ろから声をかけられた。

「どこに行くんです‥?」

「‥アンタがいないところがいいわね‥。何か私に用かしらバイオレット‥用がないならさっさと私の前から消えてちょうだい。」

「相変わらず冷たいですね‥。仕事終わったので今から休憩所で何か飲もうかな〜‥なんて思ってたんですけど一人じゃなんかさみしくって‥‥それに‥。」

「‥‥それに‥?それに何よ‥。」

「‥知らないんですか‥?出るんですよ‥‥一人であの休憩所に入ると‥。」

「そ、それがどうしたってのよ。嘘に決まってんじゃない!!アンタそんなの信じてんの?ガキね‥。」
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