小説もどき
□休憩所
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「ブルー君は怖くないんですか?‥お願いしますよ‥一緒に行きましょ‥。」
甘えたトーンで自分にすがる部下を今回だけなんだからと睨みつけ、二人休憩所へ向かう。
‥‥‥‥‥‥
「‥なんか暗いですね‥ここだけ‥。」
確かに明かりはついているが、なんとなくこの空間だけ薄暗く感じる気がする。
「‥私ここで待っててあげるからアンタ自販機で私の分の飲み物も一緒に買ってきてちょうだい。」
「そ、そんな!!なんで私が一人でいかなきゃ行かないんです!!さっきのお話聞いてなかったんですか!?
‥もしかして‥怖いんですかブルー君‥。」
「なっ‥!!バカ言わないでちょうだい!!た、ただあそこまで歩くのが面倒なだけよっ!!」
「一緒に行きましょうよぉ〜‥こんなか弱い女の子一人で行かせないでくださいよぉ‥。」
「よ、寄らないでちょうだい!!触んないでっ!!わかった、わかったから離れなさいっ!!」
腕にしがみつく部下を力ずくで振りほどき1m程距離をおく
‥‥‥‥‥
本部の休憩所はテーブルや自販機などが置いてあり、ちょっとした喫茶店のような見た目になっている。
「‥ブルー君なに飲みます‥?」