夢を追うものたち【長編】

□第六話
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ゲリラLIVE当日

今日は、することが多い
朝からメンバーも忙しそうに動き回っている





ここレッスン室では振り付けの確認がされていた




篠田「そこ違う、こうだよ。」



大島「違う違うここは、こうでいいんだよ。」



メンバーの意見が飛びかっている








名前「みんなは、LIVE中何してるの?」



生徒の一人が答えた



中村「今回ははじめてだからLIVEを見てていいって言われた。」


すると名前が歩いてきた



名前「ねぇ、私と久しぶりに勝負しない?模擬戦と言うことで。」




名前「いいよ。デス軍と戦う前にちょっとやってみたかったし。」







そう言いふたりは移動しガラス張りのドーム状の建物に入って行った



ふたりが戦うと言うとメンバーも集まってきた




小嶋「わー、名前と名前が戦うの久しぶりだね。どっちがかつかな?」




大島「うーん、二人とも同じくらいだからやってみないとわかんないんじゃないかな?」





前田「まあ、そっちの方が見てて楽しいよね。」




するとふたりはLIVE中に着ている黒のフード付きのローブみたいな姿ででてきた



山本彩「あっ!はじまるみたいたですよ。」


すると名前の体は青白い電気を帯びてきた



名前は、炎をみにまとっている



先に動いたのは名前だ

ものすごいスピードで名前の懐まで行きなぐろうとしたがあっさりとかわされてしまう


次は名前が炎の玉を自在に動かし攻めている
はじめは、よけていたが数が増えるとよけられなくなってきた


そしてついに一つが当たるとバランスを崩し倒れてしまい他の炎の玉がいっせいに攻撃した



爆発で土煙が立ちよく見えくなっている



すると土煙の中から一筋の電撃が走り名前を吹っ飛ばした



そして##NAME2が地面に手をつき

名前「ライトニングパンサー」

と叫ぶとチーターの形をした電撃が名前に向かって走って行った


同じような攻防がしばらく続いた


高橋「うーん、このままやっても決着つきそうにないね。」


話していると、ふたりが独特な構えをにていっせいにキララを輝かせはじめた




高橋「敦子止めて!二人とも模擬戦じゃなくなってる。」


たかみながそう言うとあっちゃんは、名前と名前に向かって手をだし




前田「アンチ」




と言うとふたりの周りにいたキララが一瞬で消えふたりがその場にくずれた




山本「前田さん、いまのは、なんですか?」



前田「今のは、私の特殊能力だよ
対象のキララの力を消すの。」




しばらくすると2人が起きてこちらに戻ってきた



名前「何で止めたの!?」


名前「そうだよ!」

2人とも止められたのがよっぽど嫌だったらしく怒っている


するとたかみなが


高橋「2人ともあのまま大技使うつもりだったでしょ。だから止めたの‼」

たかみなが珍しく大きい声を出した

高橋「もしあのまま大技使ってたらLIVEに支障が出るかもしれないでしょ‼」

2人ともここまで怒られると思ってなかったみたいで涙目になっている



今度はあっちゃんが話しはじめた



前田「キララの力は戦うためのものじゃないでしょ?2人は何のためにキララの力を使ってるの?」




名前「ファンの人を笑顔にするため。」



あっちゃんは優しく語りかけるようにはなしている


前田「そう。だからキララの力は少しでもLIVEのためにとっときなさい。ってことをみなみは言いたかったの。わかった?」




名前「うん。」



前田「それなら2人はもう休んでな。」


そう言い部屋に帰した



前田「みなみも言い方下手過ぎ。
あれじゃ伝わらないし2人ともびっくりするだけじゃん。」




高橋「はい。反省してます。」

たかみなも少し反省しているようだ


篠田「さあ、私達も少し休もう。」



そう言い部屋に戻って行った
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