道慈 通常

□1日目
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私も好きです!ずっと一緒にいましょう!



――……///後悔、すんなよ…///捜査官とはいえ…ヤクザとしての心根が染みついちまってるみてぇだ。こう…ハッキリ言っとかねぇと気が済まなかったんだ。こんな状況で浮ついたことって感じるかも知れねぇがよ…。俺の気持ちだけでも白黒はツけてぇなって思ってよ…お前を――椿を守るのに集中出来ねぇんじゃあいけねぇだろ?///



そうですね!



そうか…椿は冷静なんだな。何にせよ、だ。こりゃ俺のクソッたれな私情だ。俺が椿を守ることの明確な理由じゃねぇ。椿がどう思おうが、俺とお前は切っても切り離せねぇ運命になっちまったからな…ケジメは果たす。だが――俺はそのクソッたれな私情の下、椿とケジメ以上の気持ちで接してぇと思ってる…。これは俺の愚直な我儘だ…気負わずに接してくれ。



じゃあ、そうするね!



ありがとな。――さて、今日は色々あって疲れたよな?そろそろ眠らねぇか?……ッ…っく…。何てな…流石に、チャカでヤられた肩が痛んでな…。説明の責任はあると思って堪えていたが…そろそろ、ちと限界だな…お前の家だしな、俺は床で良い。少しだけ場所をくれ。



いやいや!怪我人はベットで寝て!私がソファーで寝る!



ベッド…良いのか?――迷惑かけるな。何から何まで、助かるぜ――明日は俺のシマに改めて案内する。今度は本当に、鬼虎組の一員としてな。そんで、部屋住みでヤクザとしての生活を教え込むことになる。まあ、自由な時間もそれなりにあるからよ、安心しとけ…じゃあ、互いに身体を休めるぞ。



うん!おやすみ



ああ、おやすみ…。(――まさか、民間人を巻き込むことになっちまうなんてな…。もう何年も鬼虎組に潜入しているが…こんなイレギュラーが起きることは想定していなかった……。椿…綺麗な寝顔してやがる。この健やかさを守り通さねぇといけない…重い責任だ…――だが、何処かで満たされている部分もある…)



…寝れないんですか?



(この感覚は――はは…この俺が、寂しかったっていうのか…?鬼虎組の潜入捜査に名乗り出たあの日に、そんな感情は置いてきたつもりだったんだがな…”鬼の八馬“の名が泣いちまうぜ…?だが…こいつの前だと何でか感情的になっちまう…)――なぁ、椿。起きてるか…?



…ん?…どうかしたの?



ああ、起こしちまって悪い。椿。俺はお前に告白をして、お前はそれを了承した…間違いないな?俺は確かに捜査官だが…もう心根はヤクザもんのソレだ…そんな男がよ、椿みてぇな女と夜に部屋で二人きりになっちまったら…どうなると思う?



…どうって…



察しが良いじゃねぇか…そういうこった。ははっ!細ぇ腕してんな…♡――俺はよ…自分がこんな感情になるだなんて初めてなんだよ…。お前にとってこの状況が幸なのか不幸なのかは分からねぇ…。ワリィな…俺はお前を愛してぇって思っちまった…♡――……ッ!(一瞬だけ表情を歪め、自身の左肩を抑える)



やっぱり今日はダメ!そーゆーのは傷が治ったらにしよう?



たのむ…。はぁ…くっ…もし、嫌なら…今なら幾らでも抵抗出来んぜ…?どうするよ…?椿から見たら、今の俺は女の寝込みを襲う外道以外の何物でもねぇ……ぐ…っ!はは…力むと結構痛ぇな…(ヤクザと絡むってのは…常に死と隣り合わせってこった…。もし本当に、椿が俺に対して少しでも想うところがあるってんなら……俺に情なんざ向けさせちゃいけねぇ……)



…ギュッ…外道なんかじゃない…私を助けてくれた優しい人だよ…



……!何でだ!?どうして受け入れられるんだ…!そんな態度取られたらよ…。本当に我慢出来なくなっちまうじゃねぇか!はぁ…はぁ…その目…見てるだけで吸い込まれそうだ…なぁ…もっと俺の目を見ろ…俺を見ててくれ…ちゅっ…ちゅる…ちゅぱ…♡



んっ///


ちゅ…ん…はぁ…♡椿…♡――さっきは、無理やり犯そうとしちまってよ…ワリィな…。この世界に足を踏み入れるに当たって、椿が俺に情を持つようじゃいけねぇと思ったんだ…。だが、目が覚めたぜ。――好きな女一人も真っ直ぐに抱けねぇ男が、何かを守れる道理はねぇよなぁ…?“鬼の八馬”…漢を見せねぇとな。



心配してくれてありがとう!…私も覚悟してここにいるから大丈夫だよ



はぁ…ん…椿の胸…中々、いいモン持ってんじゃあねぇか…♡これならウチの店でもやれたかも知れねぇが…今はもう駄目だな…お前を抱けるの世界で俺だけだ…♡分かったな…?――服、脱いじまおうぜ…♡



恥ずかしい///



くく…椿の肌…綺麗だからよ…照れる必要ねぇんだぜ?♡この身体が傷つかないよう、俺がしっかり守らねぇとな…。ちゅ…れろ…ちゅ…ぱぁ…♡はは、乳首…吸ったらすっかり固くなってんぜ…♡はぁ…はぁ…後で痛くねぇように、しっかり解しとかねぇとな…♡



あぁ///…ダメ///



ダメじゃねぇだろ?そろそろこっちも…♡くちゅ…♡ははっ…♡すっかり解れてんじゃねぇか…♡これなら…大丈夫そうだが…はは、これはこれで気持ち良いんだよな…?♡指、凄ぇ咥え込んでるぜ…♡ちゃんとイかせてやる、安心しな…♡くちゅ……くちゅ…くちゅくちゅ…♡



あぁ///…そんなにしたら///


そんなにしたら、何だ?……恥ずかしいのか♡脚閉じんじゃねぇよ…ふっ…ったく強情なやつだ…俺の指にこんなトロトロに絡みついて…糸までひいてるってのに…ほら…凄くいやらしい…だけど凄く綺麗だ…ちゅ…ちゅぱ…ちゅる…俺の…当たってるか?…あぁ…それだ…もう我慢できないくらいでかくなっちまってる…お前の姿見て興奮してんだ…こんないやらしいお前見て…ちゅっ…興奮しないやつなんて…いねーよ。



なら…本当にAVになれたかもしれないね///



はは…でももう俺だけのもんだ…溢れてんな…♡かなり、指に絡みついててよぉ…腰、ビクつかせちまって…欲しがってんのが分かるぜ…?♡でも、まだ指で我慢な…?♡――締め付け、強くなってきたな…♡激しくするぞ…?ほら…イっちまいな…!♡くちゅくちゅ…ズチュズチュズチュズチュッ…♡



もう…イッちゃう///


しっかりイケたみてぇだな…♡ココ…ヒクヒクさせちまってよ…♡満足だったなら嬉しいが…椿だけ気持ち良くなるってのは…少し不公平だよな…?♡さっきから時々当たって…もう分かってるだろ…?俺のコレも、もうこんなになっちまってんだ…♡椿の手で、しっかりと気持ち良くして貰わねぇとな…♡



えっと…///…どうしたらいい?///



そっと握ってよ…んぁ…くぁ…う…く…っ♡そうだ♡はぁ…く…ぅあ…♡はは…中々よぉ、上手ぇじゃねぇか…♡椿、その手つきよぉ…どこで覚えたんだよ…あ…っ…はぁ…♡凄ぇ…気持ちいいぜ…♡



こういうの初めてだけど、気持ちいいならよかった///



あ…っ…はぁ…く…あぁ…♡はぁ…はぁ…♡キス…しながらよぉ…ちゅ…ん…く…んむ…はぁ…♡もう一回、ココ責めて…くちゅ…くちゅくちゅ…♡俺のヤツ弄ってると…はぁ…んく…ぅあ…♡色んな感覚入り混じって…トリップしたみてぇな気分にならねぇか…?♡



なんか変な感じになる///


お気に召したようなら何よりだ…♡はぁ…はぁ…あ…っ…はぁ…く…あぁ…あぁあ…っ♡俺も…そろそろイキそうだ…はぁ…んっ…あぁ…っ♡椿も二回目…イっちまうか…?はぁ…♡さっきイったばっかだから…敏感だろ…?♡あ…っ…あぁ…あ、あ…ああああぁぁっ♡(ビュルルルル♡)



もうダメ///


はぁ…あ…っ♡一緒にイケたか…?♡はは…♡二回もこんな短時間でイっちまったな…♡はぁ…はぁ…♡ちょっと休憩すっか…?そんなに一気にされても、キツイだろ…?最後まではさせてもらうがな…?♡



ありがとう///


――椿はよぉ、こんな状況になっちまって…今、どんなことを思ってる?カタギの人間からしたら、これからのことなんざ、想像もつかねぇ非日常になるわけだ…。俺が捜査官としての責務を優先して、華獣組の連中をしっかりサツに流しときゃ、こんなことにはならなかったからよ…やっぱ気になるんだよ。



確かに非日常になるけど、八馬さんがいれば安心だよ



ははっ!そうかそうか…椿は大物の器だな。まあ、だがよ…意外と安心して良い部分もあるんだぜ?鬼虎組の連中は、気性は荒いが良いヤツも多い…。何らかの理由で社会の歯車から外れちまった…そういう奴等だ。――まあ、解体を目指している俺が擁護すんのも変な話だがな…個人個人を見ていくと、善悪が判らなくなってくる…っと、すまねぇな。こんな弱音、吐いても仕方ねぇのにな…。



じゃあ、せめてみんな社会に戻れるようになってから解体しないとね!



お前は底抜けに優しいな…足元掬われねぇよう、俺がしっかり見てねぇとな。何にせよだ。俺はこのケジメはしっかりつけさせて貰う。その上で…胸張って椿を愛してるって言えるようにならねぇとな。――さ、湿っぽい空気にしちまったな。続き、しようぜ?



…続き?



まだ濡れてんな…♡期待してたのか?♡俺のもよ…さっきイったばっかだってのに、もうこんなになっちまってるぜ…♡ははっ…期待に応えてやらねぇとな…♡――挿れるぜ?♡



…うん///



ズププププ…♡はぁ…んく……っ♡はぁ…はぁ…♡二回もイかせたからよぉ…ビショビショで…すんなり挿入ったぜ…♡…っ…はぁ…く…はぁ…♡椿のナカ挿れてすぐに絡みついてきて…求めてるの分かるぜ…♡く…はぁ…♡痛くはねぇか、椿…?♡



大丈夫だよ///



ああ、それなら良かったぜ…♡椿のナカ凄ぇ締め付けてきてよ…♡まだ動いてねぇのに…はぁ…♡堪らねぇ…♡――本当に、今日は色んなことがあってよ…頭追っつかねぇだろ…?はぁ…はぁ…今だけはよぉ…余計なこと考えなくて済むくらい、気持ち良くしてやるぜ…♡――動くぞ。



うん///



そろそろ…んっ…馴染んできたよな…♡ズチュ…ズチュ…♡はぁ…あ…っ…♡椿…椿…っ♡はぁ…まだ出逢ってから間もねぇ、し…ぅ…く…っ♡まだまだ知らねぇことも…互いに…多いがよ…っ♡はぁ…っ♡――椿…好きだぜ…この気持ちに違いは…ねぇ…っ♡ズチュズチュズチュズチュッ...♡



あぁぁ///…私も…好きだよ///



は…はは…っ♡嬉しいぜ…♡ズチュズチュズチュズチュッ…♡椿と…繋がってよぉ…迷いが全部晴れたぜ…ん…あぁ…っ♡俺は…刑事としての責務とも…任侠モンとしての仁義とも違ぇ…あ…っ…く…あぁ…♡俺は、ただ…愛する女を…椿を、守る為に…生きていくぜ…♡ズチュズチュ...♡そろそろ…イクぜ…?椿…一緒に…っ♡



私もイッちゃう///



ああああぁぁ(ビュルルルル♡)あ、はぁ…♡はぁ…はぁ……♡一緒に…イケたか…?♡――はは…っ♡初夜で少し激しくし過ぎちまったか…?♡互いに腰ガクガクで動けねぇって感じだな…♡これでぐっすり眠れんな…♡…ッ!てぇ…無理しすぎたか…肩、暫くあんま動かせねぇな…。



…肩の傷が治るまではエッチは禁止だね



厳しいな///……わりぃな、心配させてぇわけじゃねぇんだがな…。別に全く動かねぇわけじゃねぇし、治る怪我だからよ。――まあ、少しくれぇは傷も残るかも知れねぇが…そりゃ怪我の功名つーかよ…この怪我がなきゃ、椿とこういう関係にはなれなかったんだ。――そうだな…さっきも軽く言ったことだが…こういうことにする。



わかった…でも、あんまり無理はしないでね?



ああ、椿を悲しませるようなことはしねぇ……でもな?――俺はこの傷に誓うぜ。『命張ってでも、椿は守り通す。そんで、必ず胸張って椿と一緒にカタギの道を歩けるようになる』――これなら、らしいだろ?傷にも意味が出来たってぇわけだ。傷に触る度に、俺はこの誓いを思い出すぜ…。



じゃあ、私もずっと覚えておくね



ああ、頼む……さて、そろそろ…寝るか。もう夜もすっかり更けちまった…。寝ておかねぇと明日に障る。明日は少し忙しくなるからな…少しでも寝て、元気つけとけ。――じゃあ、おやすみだ…ちゅ♡――――(椿が眠った後、八馬が何処かに連絡を入れる姿が、スマートフォンの明かりでぼんやりと浮き上がっている)



…私にできることあったらやるから八馬さんも少し寝てね?
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