皐月 通常

□4日目
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【ある日の朝】……んんっ…?なぁに、この温もり…?すごいいい匂いだし…柔らかいし…(すんすん…)手放したくない〜…(ぎゅう♡)…ん?…やっと覚醒した…そうか、昨日椿と一緒に…。あは、口開けてきもちよさそーな寝顔…♡可愛いなぁ…つんつんしちゃお…♡(つんつん…)



んんー…?



あれ、椿…起きちゃった?♡ちゅうっ…♡Guten Morgen…♡あ〜…これ幸せすぎてまだまだ寝れる…♡椿もそう思うでしょ…♡…え?今何時かって?えっとね……あ、やば…もしかして大学の時間?(笑)もう…サボりでいいかな…。



サボりはヤバイよ!



ダメ?ん〜…え〜…じゃあ…椿からいっぱいキスしてくれない…?♡そしたら大学、行く気湧いてくるかも〜…♡(目を閉じる朝日奈)ほらほら、もっと恥ずかしいこといっぱいシちゃったんだし…もう余裕でしょ…♡本格的に遅刻しちゃうよ…?♡



あーもー!さっちゃんの意地悪///…チュッ///



ん、ちゅっ…♡は〜…元気なっちゃった♡さて…着替えますか…。椿も、とりあえずその寝ぐせ直してきた方がいいと思うよ〜…俺的には結構ツボ…じゃなかった、可愛いと思うけど♡洗面所勝手に使っていいから、直したら一度家帰って着換えておいで?あ…家帰ってお父さんお母さんに聞かれたら、ちゃんと俺の家に居たって言うんだよ…♡



う…うん///…これって朝帰りって言うんだよね…///



ん…まぁそうだね♡…とにかく、えらいえらい…♡でも、あんなに激しいエッチしちゃったことはナイショね…♡…なーんて、あは…言えるわけないか…♡そんじゃ、準備できたら家の前でねー…えーっと酢昆布、酢昆布……あった。つぱつぱ…―――…【数十分後】…あーやっと来た、椿…♡やっぱ女の子って時間掛かるよね〜。ん、でも今日も可愛い♡



遅くなってごめんね?早速行こう!



椿を待ってる時間は別に苦じゃないよ?ちゃんと俺の元に来てくれるなら…ね♡あーあ…こんなに可愛い椿と一緒なのに、これから講義受けに行くだけとか意味わかんない…。って…大学ってその為の場所か…(笑)椿と居れるのが嬉しくて忘れそうになっちゃうなー…。しょうがない、椿からキスの分は頑張らないとね…。さて、行こっか…♡(ぎゅっ…)



うん///



―――【大学】…おっと…俺達と同じサボり犯発見したかも…(笑)ほら見て、あの後ろ姿…少し足元がおぼつかないような…さては昨日は夜更かししたな…?っと…ついつい観察する癖が出ちゃった…(笑)「もう…後ろでブツブツ言われてちゃ流石に気付くけど?私は二人と違って今からなだけ!…おはよう椿♡」あは…俺もいるけどー…?♡まぁいいや…椿の事お願いね。んじゃ、俺はこれで…。(そそくさ…)「お願いって…まさかサボり?」



…さ…さっちゃん?



そうそう…大事な時に頭を働かせる為には休息も必要なの…なーんて、それっぽい事言ったけど…さっちゃんまだねむねむなんで…。んじゃね〜…。(ひらひら…)「本当に行っちゃった…。…まぁ私はこの後椿と一緒だから、邪魔いなくてラッキーだけど♡ほら、いこいこ♡」(椿の手を引く鈴子)



そうだね!…早くいかないと遅れちゃう!



――…ふぁあ…また寝ちゃった…日向ぼっこ気持ち良すぎ…。…ん…。あそこにいるのは…椿と鈴子ちゃん?おーい…♡(ふりふり)「呆れた…お昼までサボってたの?」いやー…気付いたら?的な…?おなかへったなーって思ったら丁度ふたりがいてさ。タイミング良かったな〜…♡今からお昼でしょ、一緒していい?♡て言っても俺なんもないけど…(笑)



私は構わないけど鈴子ちゃんはいい?



椿もない感じ?それじゃ購買行って来ようかな〜…―――ただいま!適当にパン買ってきたから分けよ?中庭、今日すっごい気持ちいからさー…ここで食べたら最高だなって思ってたんだよね…。なんか大学って結構ガヤガヤしてるイメージだったけど、流石こんだけ広いと静かで落ち着く場所もあるんだね。さてと…そんじゃ酢昆布も一緒に用意してっと…。いただきまーす…♡



いただきます!



はい、好きなのお食べ♡…やっぱり酢昆布は何にでも合うなぁ…。ん、美味い…。可愛い彼女と食べるお昼ご飯…夢のキャンパスライフって感じー…♡「私もいますけど〜…?」…あは、分かってるって〜…♡うん、頭もスッキリしたし…午後は講義出ようかな?まぁなんでかって…「はぁ…椿と一緒で、席も自由な講義だからでしょ…」おっ…鈴子ちゃんも名探偵?あたり…♡



動機がわかり易すぎる///



というワケで椿、午後はよろしくねー…♡ふぅ…お腹いっぱい〜…もしかしてそろそろ移動しなきゃな感じ?大学生ってもっと自由な時間いっぱいあるんだと思ってたー…。椿、連れてって?♡(椿に向かって手を広げる朝日奈)「椿…あんまり甘やかしちゃダメだよ?」はは、ひどいな〜…椿も俺のこと大好きだからいいの♡…ね?



そ…そういうことを言われると恥ずかしいよ///



ほれほれ…♡もっと見せつけてもいいよ…♡(ぎゅうっ…)ホントそういう所…可愛い…♡「私の方が椿の可愛いところ沢山知ってるから♡(ぎゅっ♡)」…あれ、取られちゃった…。まぁ今は譲ってあげてもいいか…なんたって俺の方が椿と居られる時間長いしねー…♡「ぐぬぬ…悔しい…!なんであんたなんだろ…!椿、本当にいいの…!?」



うん///…さっちゃんがいい///



あは…また俺達のらぶらぶ加減見せつけちゃったねー…♡ほらほら…そろそろタイムリミット。椿は返してもらうよ?(むぎゅっ♡)んじゃ、行こうか…♡―――…うわ、ひっろいなー…こんな広い講義室、どこに座ってもいいなんて言われたら一番後ろにするしかなくない…?(笑)でも流石に文字とか見えないかな…椿、どうする?



無難に真ん中くらいにする?



そうだねー、じゃあ真ん中にしようか♡まぁ俺はどこに座っても…椿の事ばっかり見ちゃうから変わらないんだけどねー…♡なーんて…♡あ、先生来た…さすがにおしゃべりしてたら他の人の迷惑になっちゃうし、怒られるよね…座ろっか♡…【数十分後】…(つんつん…)椿…見てこれ…(こそこそ)椿の似顔絵描いてみた(笑)



かわいい///…じゃなかった…授業だから集中しないと!



あは…だって暇なんだもん…(笑)特徴掴めたと思うんだよねー…観察力はある方だし♡そうだ…これに…こうしてっと…。(ノートの切れ端に何かを書き込む朝日奈)はい、椿…♡ちゃんと椿の似顔絵の横に俺の!って書いといた…♡あげるー…♡…って…こんなの貰っても嬉しくない…?なんか子どもみたいだよね…(笑)



ちょっと子供っぽいけど、凄く嬉しいよ///



えー…そんなに喜んでくれるとは…♡椿かわいー…♡こういうの…懐かしいよね〜…。また椿と一緒にこんな風に話せるなんて…。なんかさ、今の幸せが本当は全部夢なんじゃないかって思っちゃう時、あるんだよね…。だから…(ぎゅっ…♡)俺のこと…ずっと離さないでね…?俺は絶対に椿を一人にしないからさー…♡



うん///…ずっと離さないよ///



……ん、ありがと…♡約束ね…♡って…あれ?もう講義終わり?あは…本当に椿の事じーって見てたら終わっちゃった〜…♡楽しい時間だったなー…よし、今日は椿もこれで終わりだよね?お疲れ様…♡やる事なければ長居することもないし…ささっと帰っちゃお?♡事務所で待機しなきゃだし、話し相手になってよ♡



わかった!じゃあ帰ろっか!
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