蒼 通常

□3日目
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【ある日の朝】…あ、おはようございます、椿さん。ふふ、朝起きたら腕の中にとっても可愛い人がいて…ついじーっと見つめちゃいました。ん…ぼやーっとしてますね、寝起きの椿さんも可愛いです。(ちゅっ…)…目、覚めました…?あはは、起き抜けに真っ赤になってますね。(すりすりと椿の頬を撫でて)



こういう起こし方はびっくりするよ///



あはは、目、覚めたみたいでよかったです。さ、起きましょうか。椿さん…実は今日、どうしても椿さんを連れて行きたいところがあるんです。喫茶店…なんですけど、朝ごはんがてら一緒に来てくれませんか?前、ボクの幼馴染が働いてる喫茶店に行ったじゃないですか。…覚えてます…?



覚えているよ!見た目がちょっと怖い人だよね?



そう、そこです。あのお店に行きたくて。実は…その幼馴染が、椿さんを紹介しろってうるさいんですよ…。このまま放っていると、そのうちに家に押しかけてくる勢いでして…。…ちょっと大変かもしれないですけど、付き合って貰えると嬉しいです…その、悪い子ではないので…。(申し訳なさそうに眉を下げて)



いいよ!



…!、いいですか…?ありがとうございます。それじゃあ、ゆっくり準備してきてください。ボクも用意してしまうので。…――【二時間後】着きましたね、椿さん…こっちです。(カラン…)…獏、おはよう。「おう、蒼。珍しいな、こんな朝早くに。…あ…」(椿を見て固まり)…ちゃんと紹介しに来たよ。さ、椿さん…こっち座ってください。(にこっ)



う…うん!
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