千弘 通常

□5日目
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【ある日の朝】ふわ〜ぁ、ぁぁ…。眠い…。あ、ちょうど横にいい感じの抱き枕があるじゃん…♡ぎゅ〜♡はぁ…あったかぁい♡って、あらら…まだ寝ちゃってる…。ふふっ、昨日ちょっと頑張らせすぎちゃったかなぁ…♡ホント寝顔可愛いね、椿ちゃんは…♡ちゅっ♡んー…起きるまでこのまま見つめてようかなぁ…♡じぃーっ…♡



う…うーん…もう朝?



あ、目ぇ覚めちゃった?♡おはよ♡寝起きの顔も可愛いね♡…ほら、椿ちゃんからおはようのちゅー…して?♡…ちゅっ♡…ふふっ、ありがと…♡俺からもしてあげる…ちゅっ…ん…ダメだよ、ちゃんとお口開けて…♡ちゅ、ちゅぅ…っ…ちゅ…♡…あはは、お顔とろんってしちゃって…朝からえっちな気分になっちゃった…?♡



そ…そんなことは…///



あは、そんなことなかった?ん〜、えっちな顔になってたのは気のせいかぁ(笑)いつまでもベッドの上でイチャイチャしてたら、お仕事に遅刻しちゃうからさ…そろそろお布団からでて、朝ご飯にしよっかぁ♡リビングまで抱っこして連れていってあげるからね♡ぎゅうっ…?朝ご飯、俺が用意しちゃうからちょっとだけ待っててね♡



ありがとう!じゃあ飲み物とかは私が準備するね!



どういたしまして♡美味しいの用意しちゃうからね〜♡って、言っても朝だから…軽めにスムージーと…椿ちゃんの分のトーストも焼いとくね。先にトースターにパンいれちゃって…。んーと、冷蔵庫の中身は…あった、あった…♡俺は桃とヨーグルトのスムージーにするけど…椿ちゃんも同じものでいい?他にも色々フルーツあるから、リクエストがあったら教えてほしいな♡



私も同じのがいい!



オッケー♡じゃあそれ入れちゃうね♡ミキサーにフルーツ入れて…それからプレーンヨーグルトとハチミツ、牛乳を入れたらミックス開始。…ヴイィィ…。これで出来上がり…っと。はーい、俺お手製のスムージだよ〜♡甘さが足りなかったら、もう少しハチミツ足してあげるからね♡…椿ちゃん、味見してみて?♡



いただきます!…うん!美味しいよ!



ふふ、美味しい?よかったぁ♡ね、椿ちゃん…俺にもスムージの味、確認させてほしいな…?♡…その手に持ってるグラスじゃなくって…、こっち…♡ちゅ、ちゅう…れるっ…♡すっごい甘いねぇ…、…ちゅ…ぺろ…♡このとろとろした感じとか、癖になっちゃいそ…♡…ちゅぅうっ…♡もっと食べちゃっても…いーい?♡



えっ…もっと?///



ありがと♡それじゃ、いただきま〜す♡んちゅ、ちゅう…っ…ちゅぅぅ…♡椿ちゃんの唇についてるスムージーも…味見…しちゃお…♡ちゅう…れろっ…♡椿ちゃんも…俺の唇についてるスムージー…、食べて…?♡…ちゅ…んちゅっ…ちゅう…、…チーンッ!…わっ、トースターの音に邪魔されちゃったね…(笑)…トースト焼けたみたいだし、冷めないうちに食べよっか…?



そ…そうだね///



焼き立てのうちが美味しいしね(笑)…椿ちゃん、召し上がれ〜♡コト…。サラダも用意しといたよ♡おかわり作ってあげるから、スムージーも好きなだけ飲んでいいからねぇ♡俺も…もぐもぐ…♡…そうそう…今日のお仕事なんだけどね、写真撮影の仕事なんだ。しかもね…女性誌の巻頭に特集組んでもらえるみたい♡



特集!?凄いね!



ふふ、凄いかな?頑張ってきてよかったなぁ♡AV以外の仕事もちょこちょこ貰えるけど…女性誌の巻頭で特集組んでもらえるくらい注目されてるのって、光栄なことだよねぇ♡椿ちゃんが普段、俺の仕事を応援してくれてるおかげもあるんだからね♡…そうだ、今日は椿ちゃんも一緒に来てほしいな…♡岡持っちゃんには俺から言っておくからさ♡



いいの?



来てほしいから誘ってるんだよ〜♡椿ちゃんが来てくれたら嬉しい♡…ふう、ごちそうさま〜♡撮影あるから俺は軽めの朝ゴハンにしといたけど…椿ちゃんは心配しないでね?一番カッコイイ自分で写真撮影に挑みたいからさ。…使った食器は俺が片付けとくから、椿ちゃんは出かける準備してきていいよ♡可愛くしてきてね♡



ありがとう!準備してくるね!



――…あ、もう準備できたんだぁ♡早かったね〜。俺のほうも、ちょうど片付け済んだトコ♡…それにしても…ふふっ、俺が言った通り…ちゃあんと可愛くしてきてくれたんだね♡椿ちゃん、その服装も…すっごく似合ってる♡ホントによく似合ってるから、俺の彼女で〜す♡って、世界中のみんなに見せびらかしたいくらい…♡



そう言われるとちょっと恥ずかしいよ///



あは、だってホントのことだもん♡お世辞なんかじゃないよ♡ピンポーン……あ、岡持っちゃんかな…ナイスタイミング、…カチャ…「チヒロさん、椿さん…おはようございます」ん、おはよ〜。迎えにきてくれてありがとね。そうそう…今日の撮影なんだけど、椿ちゃんも一緒じゃダメかな?そしたら俺もっと頑張れるんだけど…ほら、椿ちゃんからもお願いして…?♡



岡持さん…お邪魔じゃなければ一緒に行きたいのですがどうですか?



こんなに椿ちゃんも頼んでるから…ね?「はぁ…またチヒロさんの気まぐれがはじまりましたか。…どうせ、ダメって言っても聞いてくれないんでしょう?…いいですよ。椿さんも一緒に行きましょう」…あは、ありがと岡持っちゃん。俺テンション上がってきちゃった(笑)「ほら…チヒロさん、浮かれてないで支度してきて下さい」は〜い、了解。椿ちゃん、すぐに支度してきちゃうから岡持っちゃんと一緒に待っててね?♡(椿の頭にぽん、としたあと部屋に戻っていく高嶺)



うん!いってらっしゃい!



――…お待たせ〜。パパっと終わらせてきたよ♡椿ちゃん、ちゃあんといい子で待っててくれたみたいだねぇ。なでなで…♡「マンションの駐車場に車停めてありますから、出発しますよ。」そうだね、道が混んでたりすると時間かかっちゃうかもだし、遅れてスタッフさんたちに迷惑かけられないもんね。行こっか、椿ちゃん。…ぎゅ…♡(岡持に気付かれないよう、こっそり手を繋ぐ)



う…うん///



椿ちゃん、顔真っ赤だよ?せっかくこっそり繋いだのに、いちゃいちゃしてるのバレちゃう♡…――ふぅ、思ってたより早く現場に着いたね。道、混んでなくてよかった。「椿さんはこれ首から下げていてください」…椿ちゃんが関係者だってわかるようにしておかないとだもんね。あ…自分でやると髪の毛乱れちゃうから、俺がかけてあげる。じっとしてて…?



わかった!…ありがとう



ん、そうそう…そのまま動かないでね…♡…は〜い、これでオッケー。…って、椿ちゃん…ちょっと緊張してる?ふふっ…いつも椿ちゃんのこと見てるんだもん、そのくらいすぐにわかっちゃうよ。…俺は逆に、椿ちゃんがいてくれると緊張とか解れていく気がするけどね…♡現場のスタッフも怖い人とかいないし、大丈夫。深呼吸して…リラックス、リラックス♡



うん…ありがとう///



ふふっ、さっきよりもリラックスできたみたいだね。よかった♡「ここがチヒロさんの楽屋です。あれ…?」…ん、どうしたの岡持っちゃん…?「飲み物が用意されてないですね。取ってくるので、お二人はここで待っていてください」…カチャ、パタン…。あ、岡持っちゃん、行っちゃった…。もしかして気をきかせてくれたのかな…こっそり車の中で手ぇ繋いでたの、バレてたのかも…(笑)



えっ…バレてたとしたら恥ずかしいんだけど…///



俺はバレてても恥ずかしくないけどね(笑)ま、でも…椿ちゃんと二人きりになれて…俺としては岡持っちゃんありがと〜って感じかな。椿ちゃんと二人きりのときは仕事モードのチヒロじゃない…ただの高嶺千弘に戻れるからさ…♡…いま、椿ちゃんにキスしたくてどうしようもないや〜…椿ちゃん、目ぇ閉じて…?♡



えっ…えっと…うん///



ん、ちゃんと閉じてる…♡いい子だね…♡ちゅっ♡…ねぇ、もっといっぱいキスしよ?♡椿ちゃんとえっちなキス…いっぱいシたいな…ほら、お口開けてね♡あむっ、はむはむ…♡ちゅる、れるんっ…♡今度は、椿ちゃんからも舌絡めさせて…目一杯、舌出すから…♡れー…♡



うん…チュッ///



そうそう…じょーずだね…♡…ん、ちゅぅ…♡れろ…♡…あは、これで椿ちゃんのえっちな舌食べちゃった…♡なんてね…♡……これ以上椿ちゃんと触れ合ってたら、本当に止まらなくなっちゃいそ…♡ここから先は撮影終わるまでおあずけだね…♡…コンコン…岡持っちゃん、戻ってきちゃったみたいだし…。



ほ…ほんとだ…///



ふふ、いい子だね♡一緒に我慢してようね♡カチャ…岡持っちゃん、飲み物ありがと。「どういたしまして。チヒロさん、そろそろお時間なので、それ飲んだらメイク直しましょう」…わかったよぉ。でも…ね〜岡持っちゃん…あと少しだけ時間ちょうだい?心配しなくても、撮影には絶対響かないようにするからさ。「もう…仕方ないなぁ…じゃあメイクさん呼んでくるまでの時間だけですよ?」カチャ…パタパタ…。やったぁ〜♡あとちょっとだけ椿ちゃんとイチャイチャできるね…♡お仕事頑張れるように…椿ちゃんからぎゅぅう…ってしてほしいなぁ♡お願い…♡



…ギュッ///…お仕事頑張ってね///



ぎゅぅう…ありがと椿ちゃん♡すりすり…ん〜気持ちい…♡…あは、椿ちゃんとぎゅうってできたから、いつもよりやる気でてきちゃった♡…コンコン、ガチャ…「メイクさん、呼んできましたよ」…今日はよろしくお願いします。あ、椿ちゃんは岡持っちゃんと一緒にそこで見ててくれてもいいからね♡



うん!いってらっしゃい!



椿ちゃんが近くにいてくれたら嬉しいからさ♡(表情に真剣さが増す高嶺)「あっ…メイクさんが女性なので、チヒロさんは仕事モード入ってるみたいですね、椿さん」…――メイク終わったよ〜♡椿ちゃん…どお、どお?♡かっこよくなった?このリップ、新色なんだって〜♡もっと近くで見てくれてもいいよ?ほら…俺の唇見て…♡?



う…うん///…凄く格好良くなったよ///



顔、赤くなっちゃってるよ♡可愛いねぇ、椿ちゃん♡このリップ、男の人がつけても自然な色だよね。顔色明るく見えるし…。椿ちゃんに似合いそうなリップの色は…じぃーっ♡(椿の唇を見つめる)…ふふ…椿ちゃんのほっぺた、りんごちゃんみたいになってる♡「コホン…チヒロさん、そろそろスタジオに行きましょうか」あっ、そうだね。じゃあ、椿ちゃんも一緒にいこ?



うん///…行こうか///



ん、いいお返事だね♡…スタジオまですぐだったね〜♡わぁ…、今日はいつもよりスタッフが多いね。でも女性スタッフばかりだから、椿ちゃんも怖くないでしょ?…えーっと、カメラマンさんは…「チヒロさん、今日はよろしくお願いします。あら…そちらの女性は…?マネージャーさん二人になったんですか…?」



あ…えっと…私は…



椿ちゃん、大丈夫。俺が説明するからね♡俺のマネージャーは岡持っちゃんで、あっちでスタッフとお話してる人…。この子は…俺の彼女で〜す♡ぎゅっ…♡ふふ…たまには俺の仕事ぶりを見てもらいたいなって思って。俺の仕事にも理解をしめしてくれる、すっごくよくできた自慢の彼女さんです♡



あ…あの…初めまして///



朝も言ったでしょ、みんなに見せびらかしたいくらいだって♡「失礼しました…、チヒロさんの私生活を支えてる彼女さんなんですね」…いえ、私生活だけじゃなく…うちの会社で働いていたこともありましたし、仕事面でも支えてくれてますよ。「仕事面でも…!いつも完璧な仕事をするチヒロさんの人気の秘訣には彼女さんがかかわっていたんですね」…は〜い、そうです。椿ちゃん、どうやら歓迎ムードみたいだよ♡



そ…そう言われると嬉しいな///
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