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□佐久間奮闘記
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へへっ…楽しみにしといてくれよ…！さて、それじゃあ…そろそろ行くわ。あんまり病人に無理させんのも悪いし…また見舞いに来るからさ…ちゃんと安静にしとけよな…？「凛太郎…ふふ、わかった。また来て頂戴ね。楽しみにしてるから…」お…おう…///そんじゃあ椿さん、行きやしょう…！ｶﾞﾗｶﾞﾗ…はぁ…緊張した……椿さん、一緒に来てくれてありがとうございやした…！
無事に話せてよかったね！
椿さんに勇気付けられたッスからね…マジで感謝っす…！アニキにもお礼言いに行かねぇと…！―――【後日】ピーンポーン…ピンポンピンポンピンポン…「うるっせぇ……ピンポンは一回でいい」ヘヘッ、すいやせん！早くおふたりにお会いしたくて…椿さん、アニキ！先日はお世話になりやした！これ…お礼にケーキ作ってきたんで食べてくだせぇ！「へぇ…お前にしちゃ気が利くじゃねぇか…じゃあな」…セイセイセイ…！もうさよならっすか！？もうちょいお話してくれても良くないっすか！？ねぇ椿さん…！？
そうだね！一緒にお茶でもする？
流石…椿さんはお優しいっ…！ほらほら…折角なんで一緒にケーキ食べやしょう！報告したいこともありやすし…！「ふっ、冗談だ。上がっていけよ」あざっす！そうこなくっちゃ…！それじゃあ、お邪魔するっす！―――「で？報告したいことって何だ？…ぱくっ…お…このケーキ美味いな」自信作っす…！あ、それでですね…無事に母ちゃんが退院しまして…この間、椿さんに教えてもらった料理を作ったんスよ…そしたら滅茶苦茶美味いって言ってくれて…へへっ…大成功だったんす…！
ほんと！？よかったね！
本当にありがとうございます…！椿さんとアニキのお陰っす…！「まぁ、何にせよ…喜んでくれて良かったじゃねぇか。特訓の成果だな」はいっす…！あ、そうそう、母ちゃんと一緒に今度、サンドイッチを作る約束してるんス…アニキ、サンドイッチにうるｓ…詳しいじゃないッスか！オススメのレシピとか教えて欲しいっす…！「ほう…？くくっ…別にいいけどよ…俺のサンドイッチのレシピは108個あるからよ。習得すんのに3日はかかるぜ？不眠不休で教えてやるから覚悟しとけよ。教えてくれって言ったのは佐久間だからよ、途中で逃げんじゃねぇぞ？」ちょ、それ監禁かパワハラじゃないッスか…！「何か文句あんのか？テメェ、そんな腑抜けた覚悟でサンドイッチが作れると思うなよ。…ま、厳しい修行になるから気持ちはわかる。だからここは、ジャンケンで決めるっつーのはどうだ？佐久間が勝てば…レシピは54まで減らしてやる」特訓は確定なんスね…でも108より…わかりやした…そのジャンケン…受けて立つッス…！
凛ちゃん頑張って！
「ふっ…上等じゃねぇか…いい顔だ。…覚悟はいいな？いくぞオラァ！」「最初はグー、じゃんけん…ポン。ふっ…俺の勝ちだな。さあ、お前には腹ァ括ってもらうぜ。負けた方が…って話だったもんなぁ？今更ダメなんて聞かねぇぞ。さ、覚悟しろよ……ｽﾞﾙｽﾞﾙ…」(八馬に引きずられて別室へと消えていく佐久間)あ…ぁぁ…椿さ…た…たす…助け…っ…！嫌だ…う…うわぁあああああ！！！
ご愁傷様です…
【数時間後】あ…ありがとう…ございました…ﾌﾗﾌﾗ…今日は…へへっ…今日はもう帰るッスね…「おい、まだ終わってねぇぞ…？」ひ、ひぃ！？お邪魔しましたぁああ！ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…！「ちっ…逃げやがったな…っと、椿、悪いな…待たせちまってよ。サンドイッチのことになるとつい熱くなっちまう。悪い癖だな…でも…ぎゅぅ…♡佐久間も居なくなって…これで二人っきりだな…？」
…そうだね///
「ふっ…椿も…二人きりになりたかったか…？♡さっきは丁度良いとこで佐久間が来たからな…中断しちまってたが…やっと続きが出来るぜ…ちゅ♡最近よ、佐久間と椿が仲良さそうに話してんの見て…結構嫉妬しちまってたんだぜ？椿は俺の女なんだからよ…それを今からたっぷり教えてやるぜ…♡ちゅ…ちゅぷ…ん…♡こっから朝まで…休ませねぇから覚悟しとけよ…椿…♡」