ご挨拶


[1件〜2件/全2件]

運営方針 NEW!
基本的に、自主制作のCD-Rの紹介、販売が目的ですが、飽くまでもお金が目的ではなく、レーベルが販売するCD-Rを知ってもらいたい、自分の活動を知ってもらいたいというのが目的です。また、自分以外にも良い方、良い作品に出会うことができたら、レーベルからリリースしていきたいです。宜しくお願いします。

スローガン NEW!
自分が音源を作り始めた切っ掛け、制作方法はある意味、パンク、ヒップホップ、ノイズの誕生に似ていると思う。パンクの誕生は、ロックンロールをやりたくてもテクニックがない若者達が、自分達でも出来る演奏スタイルと安価な楽器で始めたのが始まりだったらしいです。ヒップホップの誕生は、楽器の演奏が出来ない上に買う金も無い黒人達が、拾ってきたターンテーブルでかけたレコードの気に入ったフレーズだけを、そのフレーズの部分までレコードを指で回して巻き戻してその繰り返しを自分達の演奏とし、その繰り返しに言葉(主張)を乗せたのが始まりらしいです。ノイズは、何か新しい音楽をやりたいが、全ての音楽はやり尽くされており、その上、楽器の演奏も出来なかった人達が、とにかくあらゆる手段を使って只ひたすらでかい音を長時間鳴らし続ける事により出来たらしい(ジャパノイズだけか?)です。自分は元々、バンドをやりたくてベースを中古で譲り受けて、友達とやっていたのですが「スモーク・イン・ザ・ウォーター」すら弾くことが出来ず、また弾けるようになりたいとも思いませんでした。やがて練習などすぐにしなくなり、それよりもベースのアンプから出るあらゆる音そのものに魅了されていきました。どんなフレーズを弾こうと、テクニックを磨こうと、それは所詮その楽器に内蔵されたその楽器の音でしかないと思いました。そのうち、ピックアップは金属の音や電気、電波の音を拾うという事を発見し、あれをこうすればピーピー鳴るとか、コレをどうすればガキン!とかボカン!とかジジジジと鳴るとかわかってきて、それらの音を大量にカセットテープに録音しました。そのうち、そのカセットテープもラジカセを操作する事により、ベースのボボベボンって音がブキャギニュゥってなったり、カンッって音がグオォォンンン!てなったりして面白くて使用がなかったです。やがて、ラジカセを二台使い録音した音を色んな組み合わせで同時に鳴らすことによって、お互いの音が音を引き立たせ合い、音の足し算が掛け算に変わる瞬間がある事に気付きました。そうやって作ってきたものを作品として定めたのがキメラテープスシリーズです。楽器を弾けない、コンピュータ機材・PCを操作出来ないが為に、それらを否定し、バカにして、その反逆の手段として獲得した手法でしたが、パンクやヒップホップ、ノイズですらスタイルが定着しジャンルの一つと化してしまった今、自分のやっているキメラテープスシリーズもすでに形骸化したスタイルの一つにしか聴こえません。まだまだ違う手法、思想を生み出していかなくては、または捨て去らなくてはいけないのです。今、可能性を見出しているのは、アウトサイダーアートや、アート以外の事(反芸術も含む)をアートの側面から捉え直す事だと思います。(アウトサイダーアートは一見ジャンルの様でいて、やっている本人達にはアートをやっている自覚はなく、それぞれオリジナルの手法を生み出し、しかも自分がやっている事をアートどころか公務、宗教等と思っていたりします。また、逆の例として、ヒトラーのナチスが行った行為は許される事ではありませんが、何かの映画で、ヒトラーはナチスを自らが創った総合芸術と想っていたらしいです。その映画では画学生時代のヒトラーのスケッチブックの最後の方にはナチス党の旗、シンボルや建築のデザインが描かれていました)



[1件〜2件/全2件]

[戻る]
[TOPへ]





カスタマイズ