SKET DANCE

□あまりにも可愛い過ぎまして。
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すべてはヒメコの一言から始まった。
「お前ら女装せぇ‼」
それを聞いたボッスンはふっざけんな‼と大声で言った。
だが、今回は宇佐見の男嫌いを治すため。それと俺自身ボッスンの女装が見てみたいのだ。
そうして、渋々ながら俺とボッスンは部室で着替える事になった。
着替え終わって、ちらっとボッスンを見てみると
フワフワとした白ワンピに黒いジャケット。
その上、黒のニーハイに茶色のブーツという俺の萌えポイントを直球で貫くほど可愛いかった。

「ちょっ‼スイッチ‼何勝手に見てんだよっ‼‼」
俺の目線に気付いたのか、ボッスンは顔を真っ赤にして叫んだ。
全く、可愛いな。でもそれにしても……。

ニヤニヤするのを抑えて俺はパソコンを打った。
『だがボッスン。そのスカート、短過ぎやしないか⁇』

「あー。俺もそう思ったんだけどよ。これ、ワンピースだからな…降ろそうにも降ろせねぇ。」

今のボッスンの状況は絶対領域とも言える太腿の辺りが白ワンピとニーハイの距離感で、萌え度をMAXにしている。
これは、かなりヤバイな。

『ボッスン…すまんが一回くるっと回ってくれないか⁇』

「ん?… こうか⁇」
ボッスンは何の疑いも無く、くるりと回った。その時一瞬浮いたスカートに俺は息を呑んだ。
ヤバイ。やばすぎる。
『………。』
「スイッチ??…おーい!スイッチー。」
彼の顔が近づいた時、俺は何かが切れたような気がした。
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