Isn't over at Night.

□銀の愛とメロディと彼。
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美しいクラシックメロディが流れる部屋で珈琲の香りを味わう最高なひとときを楽しんでいるのは音楽の都を愛す、オーストリアだった。夕食を食べて本を読みつつ自分だけの時間を満喫していた。
奴が来るまでは。


バァン!!


「ようっ!腐れお坊ちゃん!!」

「何ですか貴方は!?」


ご存知プロイセンだった。
普段とは違うラフな格好での登場だ。人の優雅な時間なんて関係無い彼は何も持たずズカズカと泥の付いたブーツでオーストリアに近付く。


「この俺様に会いたかっただろう!?」

「先月 会ったばかりじゃないですか!」

「関係ねぇーよ!ほらヤるぞ!!」


「はい?え、ちょ…お待ちなさい、こらっ!!」


出会って数分もしていないのにプロイセンはいきなり脱がし始めたので近くにあった本の角でチョップした。鈍い音がしたが全く効いてない様だ。


「私の部屋で何するつもりです!?」

「何って……言った方がいいのか?」


「な、なんとなく解釈できますが嫌です!」

「それもそうだな……」


何を理解したのか解らないがプロイセンはオーストリアを糸も簡単に担いだ。オーストリアは困惑し本で叩きまくるが笑い声をあげて寝室へ向かった。ここまできて自己中心的なのだが果たしてオーストリアの運命は……




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