Isn't over at Night.
□銀の愛とメロディと彼。
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どさっ、と白で統一された寝室のベッドに下ろされた。
じたばたと抵抗するが持っていた本を奪われ遠くへ投げられ武器を失ってしまった。プロイセンはにやにやしながらオーストリアに跨った。そして顔を近付けると首筋を舐め始めた。
「お、お馬鹿!おやめなさいっ」
「お前……いいにおいすんな…」
「!、はい…??」
「それに……あったけぇ…」
「………」
急に大人しくなったプロイセンに抱き締められ言葉を返せずにいた。プロイセンの身体からは少しだけ汗のにおいがした。ここまで来るのに走って来たのだ。会いたい、という純粋な想いが彼をそうさせたのだった。その想いに気付くとこちらまで同じ気持ちにさせられる。
「…全く…たったのひと月会えなかっただけじゃないですか…」
「俺には長ぇんだよ……」
「、っん…強引な……」
「もう我慢出来ねぇ。」
プロイセンはオーストリアの言葉を無視し着ていた服を脱がすと首筋から徐々に胸へと舌を這わせた。月明かりが窓に射し込みオーストリアの白い肌を照らした。一部分だけピンク色に腫れ羞恥で顔を赤くした。プロイセンは胸の突起を掌で転がす様に触り次第に膨らみ始めたオーストリアの下半身も握りしめる。
「っやめ…!…んん、ふ…」
「そーだそーだ!」
「??」
「お前に手土産があったんだ!」
「、はい?」
プロイセンは自分のズボンを漁りその光景を見つめるオーストリアをよそにプロイセンが徐に出したものはアダルトグッズのローターだった。満面の笑みで高々と掲げる彼をオーストリアはドン引きした表情で見た。
「誰がそんな物つけるんですか…」
「お前ぇに決まってんだろ?…、ほらケツ出せ」
「お下品な!……あっ、…どこ舐めてるんですか!?」
下着や衣類を剥ぎ取られ無理矢理 後ろを向かされると、下半身をプロイセンに見せつけるような惨めな格好をさせられた。すると熱くて柔らかい彼の舌が秘部の穴を侵した。震える腰を腕で抱き動きを止めさせオーストリアの事を気にしないプロイセンは手に持ったローターを濡らした穴へぐいっ、と入れた。
リモコンを操作しレベルを弱にする。
「いだ…やめな、さ…い…‼」
「これから気持ち良くなるぜぇ……?」
「ひぃ、ぅ…んん…」
(こいつ…声 我慢してんのかよ…)
枕に顔を押し付け喘ぎを極力我慢しているオーストリアを見て悪心が燃え上がり威力を強めた。
オーストリアは身を持って中で暴れるローターを感じた。穴からは雫が零れ、足を伝いシーツを濡らす。
「とんだ変態お坊ちゃんだぜ…んじゃ……これはどうだ?」
「なに、を……っんひゃぅ…!…あぁ…」
「何だ今の声は?」
「ああぁ、っんぅ…!!」
急な刺激に耐え切れず呆気なく絶頂を迎えてしまった。息を荒くし尚も動き続ける振動が堪らなく初めは痛みだったが今は気持ちよくなっていた。
「これでイクとはなぁ?」
「もぉ…おやめな…んんぁ、…さいっ!…」
「んな事 俺様がするはずねぇだろ?随分と生意気な口叩きやがるぜ…」
強がるオーストリアに苛立ったのかプロイセンは四つん這いになっている彼の下に入り固くなって神経が浮き出た陰茎を口に加えた。
「っあん、はぁ…ダメっ、離して……」
「だから黙れって。」
リモコンを動かし最強にすると腰が激しく動き喘ぐ声も大きさを増した。快感でどんどん膨れ上がっていく熱を帯びたオーストリアの物をプロイセンは口の中で弄んだ。シーツを握り艶めかしい刺激を同時に感じ、穴はより蜜で溢れた。屈辱と言える格好をさせられこの醜態…こんな事で淫らに感じる事がおかしいと解っているのにやめられないでいた。
「も、…あぅ…あぁっひぃ…」
「うわ…どろどろ……やめてほしいか?」
「っんぅ…ああぅ、っあ…」
「まともに喋れてねぇぜ…?…いいぜ、抜いてやる」
電源を切り引き抜くとオーストリアの蜜でまみれた玩具が。秘部がまだひくひくと動き他の快感を求めている。オーストリアが息をするたび穴が閉じたりするのを見て満足気にプロイセンは笑った。
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