銀
□花火
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夜空高くに咲き散っていく
たった一時でも、
遥か高くに、地上に全てのものをおいて、はじけ燃える
たった一時のためだけに
そんな生き方に俺は憧れた
「総悟・・お前」
「大丈夫でさぁ」
高杉晋助捕縛命令が出て早半年。
新しい通達がきた
当初は、高杉を生きたまま捕えろとの命令だったが、半年以上たっても捕まらないのにお上がしびれをきらしたのだろう。
「やむを得ぬ場合は殺してもよい」
そう聞いて俺の心は不思議と軽くなった
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