□第71話
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学園は動乱の時を迎えていた。





自らの意思で学園側に付く者。

以前からの学園体制への不満をもつ者。

学園側に寝返る者。

操られる者。

学園に反抗する者。

大切な人のために戦う者。

終止符を打つ者。






教職員側も、本来の自分達のあるべき姿を見直していた。


「今学園には、止められない嵐のようなものが起きはじめている。」

「自分達の立場で事を考えるんじゃなく、学園の生徒のために腹をくくらないといけない時がきたのかもしれない。」

「自分が何をしなければならないのか。
…………行くわよ。
学園の、私達の生徒のために。」


セリーナ先生の声を筆頭に、教員全員が立ち上がった。
生徒を守るために。






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