頂き物小説

□放課後喫茶
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棗×蜜柑





すがすがしい朝。


「棗!」


そう言って棗に抱きつく蜜柑。

棗も軽く抱きかえした。

朝は毎日これを道端で堂々と人の目を気にをせず行っている。

しばらくそうして、蜜柑がはっとしたように口を開いた。


「なぁ棗、ののこちゃんが教えてくれたオススメの喫茶店があるねん。そこ今日の放課後行かへん?」

「喫茶店…?」

「うん。ののこちゃんの話によるとそこの紅茶めっちゃうまいらしいねん。な、行こ?」

「分かった、放課後な」

「やったあ!棗大好き〜」


更にギュッと棗を抱きしめる蜜柑。

流架は後ろからその光景をひそかに見ていたがそのまま2人が濃厚なキスをしようとしているので慌てて止めに行った。

それ以上やるなら家に帰ってからやれ、と。










***










あっという間に放課後になった。

棗と蜜柑は例の喫茶店を探していた。

その喫茶店はかなり入り組んだところにひっそりとたたずんでいた。

その喫茶店だけ幻想的な空気が流れていて、不思議な店だった。

蜜柑がドアを開ける。


「いらっしゃいませ」


開けたとたんに中から女の人の声がした。

蜜柑は喫茶店があまりにも素敵すぎて興奮しているようだった。


「ご注文はお決まりでしょうか?」

「あ、紅茶2つください」

「かしこまりました」


注文をし、蜜柑はキョロキョロと店内を見る。

棗はそんな蜜柑に少し嫉妬したのかムスッとしていた。

しばらくして、注文した紅茶がきた。

蜜柑は嬉しそうに紅茶を飲む。


「この紅茶めっちゃおいしい!なんでこんなおいしいんかな?棗も飲んでみ!」

「あぁ」


そう答えて棗も紅茶を一口飲む。


「うまい…」


先程の嫉妬など忘れてしまうほどのうまさだった。


(成る程ー…)


これはオススメなだけあるな…と思った棗であった。










放課後喫茶
(それは嫉妬を忘れさせられる位)
(おいしい紅茶を提供してる店)





おわり






あとがき
code様リクの棗蜜柑甘小説です!
はたしてこれは甘いのか…?
ただ放課後喫茶店行ってそこの紅茶がうまかっただけの話ってだけの話ですね。
苦情はcode様のみ受け付けます。





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ありがとうございます。
折角頂いたのになかなかup出来ずに申し訳ないです(汗)
この管理人のずぼらさは性分と言いますか。
直したいですねえ。

ほのぼのとした和む小説ですね。
アリスの喫茶店一回でいいので行ってみたいですねえ。

ありがとうございました。
これからよろしくお願い致します。

code
 

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