しょーと混合

□君は
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お礼≫銀八先生夢
名前変換ございません。
そして時期外れだったり…







センセ!


あぁ俺はガキだ。






俺は思春期のガキか。

お前のその声聞いただけでガラにもなくドキッとしたなんて絶対いわねー。

「あー、先生今、ペロペロキャンディー一服中だから」

「ペロペロキャンディーなめるの一服っていうの!?」

かわいーなオイ。
ツッコんでるくせに顔は笑みを絶やさない。

あーあ。こいつ女の子の理想像じゃん?
なんて思っちゃうのは「恋は盲目」ってやつに入るのか入らないのか。

「で、用件何?」

俺これでも教師だから(おい 誰だ今ウソっていったやつ。ぶっとばすぞ)、生徒にデレデレなんてできない。
あーあ。だから教師なんて職業いやだっつーんだ。
本当のオレなら、好きなやつにはもっと猛アタックすんのに。
あ、でも教師じゃなかったらこいつと会えてねーじゃん。

「ねーちょっと聞いてますかー?」

「あ、ごめん聞いてなかったー。もっかい言って?」

「だからー。」





おっとっと。こいつ何かいってたの。
あーすねてる姿もカワイー。
考え事に夢中で聞いてなかったわ。
あーこれイメージダウンじゃね?あー失敗失敗。

「先生の家おしえて!」






「…は?」

え?何これ?
ついにオレの想いが成就したのォォ!?
って急展開すぎでしょ!いきなりお部屋へGO!ですか!?
ちょ、銀さん即襲うんですけど!理性効く自信ないよォォ!?
あ、もしかしてこれは誘ってんの!?

「銀さん積極的なの大好きだよ。ウン」

「やっぱり積極的かな?でも先生だし礼儀でしょ?

他にも土方くんとか沖田くんにも聞くんだ!」

え、先生は全員誘うのが礼儀だと思ってるの!?このコ!
ちょ、てか多串くんとか沖田くんもって…

このコ何人くうつもり!?(←下品)

「おいおい知らなかったよ。

結構やることやってんだ…。」

「え?やることって…年賀状ってみんな出してるでしょ?」

「は?」

「いや、だから年賀状出すために先生の住所聞いたんだけど…さっき言ったのに聞いてなかった?」

おいおいおい、ちょ、マジすか。

あーオレのはかない夢が…
色々妄想してしまった自分が悲しい…

生徒を好きになっちゃったオレへの罰かね…
それにしても、
あー俺  バカ。






「それに住所聞いておいたらいつでも先生の家に遊びにいけるしね!」


ボソッとつぶやいた言葉は銀八の耳には届かなかった







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