進撃の花嫁
□第2駆逐☆エレンと調査兵団
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『…戻ったか。金髪くん、ミカサちゃん、わりぃ。俺、巨人駆逐しなきゃ。
…フウロ!』
フウロ「はいはーい、まかせといてくださーい!エレンたち三人は私が壁上にお連れしまーす!」
『頼んだぜ!』
俺はそう声をかけると、リヴァイやミカサ達に向かってくる巨人5体に視線を向けた。
リヴァイ「…よせ。お前がどこの所属の新兵かは知らんが、命が惜しければ…」
『…先輩には敬語を使うもんだぜ?兵士長さんよ…。俺は大将…お前と対となる…人類最強だ』
リヴァイ「‼」
俺はリヴァイにそう釘を指すと、巨人目掛けて走り出した。
『…ハニー!サミダレ!近くなら援護しやがれ!兵士長達にこいつらを近付けさせんな!』
ハニー「OK〜♪」
サミダレ「さて…久しぶりに暴れるとするか!」
そこからは簡単なものだった。
3体、4体と次々にうなじを削ぎ、確実に巨人を駆逐していく。
こちらに向かってきていた5体を駆逐し終え、他のやつらも駆逐していく。
他の新兵は、唖然としてこちらを見ていたが、知ったことではない。
最後の5m級の巨人を駆逐して、俺の任務は終わった。
巨人の血でコートが煙をあげる。腐敗臭が物凄くきつかった。
『…ッチ。汚ねぇな…』
クラウス「…また洗っとくよ。だから今は早く報告しに帰るぞ」
『…お前が行け』
クラウス「なんでまた僕なのさ…」
『俺が総統嫌いなの知ってるだろ。さっさと体洗いてぇから、お前が行け』
クラウス「わーったよ、ったく…。相変わらずワガママだな」
クラウスはブーツカ文句を垂れていたが、言えばやってくれるやつだ。
それに、あいつは俺の性格をよく知る幼馴染み…。
体を洗いたい事を言えば、直ぐに了解してくれた。
さて。
体洗うために寄宿舎に帰るか。
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