奇奇怪怪夢絵巻

□零話🐱歓楽街
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「きまちゃ〜ん…千尋〜。起きて〜」



ぺちぺちとおでこを叩かれ、僕は覚醒する。



「あ、やっと起きた」





叩き起こした張本人をジロリと見やり、僕は首もとを掻きながら起き上がる。




『…ご主人。僕は昨日君の創作に付き合わされて寝不足なんだ…。寝かせてくれ給えよ…』




「あのね…。いくら火車の仕事が無いからって、寝てたら足腐るよ?」←




Σ腐るわけないだろ!
…どれだけこの人は、僕を寝かせない気なのだろうか。



「それと!私を『ご主人』って呼ばない!
鬼間暮さんと同じぢゃんか!」




ぷんぷんと効果音を出しそうな怒り方で、彼女は僕をしかる。



『では君も、僕を『鬼間暮』、もしくは『きまちゃん』と呼ばないでくれ給えよ…』



「いや、それは無理」←





こいつは…!💢




『…よし、なら君は相変わらず『ご主人』だ』



「えええええええええ!!!!」←








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