もしドラ

□第1撃 22世紀
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「…い。…おい」



…誰だ?



「おい‼」


『にゃあっ!?』




デンッ



いった…、腰打った…。
全く誰ですか、私を無理矢理起こそうなどと…。

「あ…すまん王」


よくよく見ると、相手は私のライバルだった。



『エル…私を無理矢理起こそうなんて良い度胸ネ。一発殴りたいからこっち来るヨロシ…』


「わ、わ、わっ!ま、待て王‼こんな状況だから、起こしただけだって!!」



『……こんな状況…?』


意味深な彼女の言葉に首をかしげる。


「あ、ああ…。見てみろよ、窓の外!」




彼女の言う通り窓の外を見ると…


そこには空に浮かぶ車たちが見えた…。




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