もしドラ
□第1撃 22世紀
1ページ/11ページ
「…い。…おい」
…誰だ?
「おい‼」
『にゃあっ!?』
デンッ
いった…、腰打った…。
全く誰ですか、私を無理矢理起こそうなどと…。
「あ…すまん王」
よくよく見ると、相手は私のライバルだった。
『エル…私を無理矢理起こそうなんて良い度胸ネ。一発殴りたいからこっち来るヨロシ…』
「わ、わ、わっ!ま、待て王‼こんな状況だから、起こしただけだって!!」
『……こんな状況…?』
意味深な彼女の言葉に首をかしげる。
「あ、ああ…。見てみろよ、窓の外!」
彼女の言う通り窓の外を見ると…
そこには空に浮かぶ車たちが見えた…。
→