忍から忍へ
□壱 - 委員会
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それは、ある昼下がり。
土井先生が部屋にいないときの会話だった。
「『…委員会?』…ですか?」
山田「あぁ。アンタ達だって教師になったんだから、委員会の顧問代理を頼みたくてね…」
『構いませんが……現在代理をしている先生はいるのですか?』
山田「保険委員会に、一人だけいるぞ?…女の子が」←
「女の子!?」
山田「確か……輪廻っていったかな…」
『!…あいつか…』
山田「?知り合いか?」
「学生時代の友達です」
山田「そーかそーか!なら、後で会いに行ってやりなさい」←嬉しそうwww
『…里奈先輩、どうします?』
「うーん……私、図書委員か用具委員辺り見学に行ってみようかな…。長次とか留三郎とかいるし。図書委員にはきりちゃん居るし」
『そうですか…。確かに、図書委員…きりちゃんのバイトに付き合わされること多いですけど、仲良さそうですもんね』
「でしょでしょ!?それに用具委員って、なんか毎回大変そうだからさ…手ぇ貸したくなるんだよねー(笑)」
『あはは、ホント(笑)』
「しおりちゃんは?行きたいとこ無いの?」
『うーん…作法か火薬って考えてたんですけど…俺たちのとこに火薬系の武器ってあんまりなかったから、ちょっと心配で…』
「あー…。
……じゃあ、図書委員行きなよ!私用具委員行くから!」
『え、でも…』
「きりちゃんに頼まれてたでしょ?バイト頼むって…。図書委員の方が都合よくない?」
『…それもそうか』
山田「…決まったか?」
「ええ」
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