名探偵レディ・ホームズ
□零個目の依頼☆恋の推理
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『……で?
ここまでで、なにか質問はありますか?
レストレード警部』
今しがた説明した、かの有名な三枚目怪盗の手口を教えると、
目の前の男…レストレードは目をぱちくりと瞬かせた。
レストレード「…ぁ、いや。質問というか、単なる疑問なんだが、何で毎回そんな簡単に思い付く?」
…あぁ、何だそんなことか。
「ホームズに関して言えば、直感が多くを占めているんですよ。
だから、推理どうの…ではなく、
本当にただの思い付きが当たる確率が高いんですなw」
『…ほんとに失礼だな君は。
完全な当てずっぽうで言っている訳ではないというのに…』
「ハイハイ、悪かったって…」
そう言って苦笑いしながら肩を竦める相棒は、半分ほどしか悪いと思っていないのだろう…何時もの事だから気にする必要もないが。
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