OverLoad【四人の悪魔姫】

□第2話 異世界と仲間
1ページ/5ページ




「?!
アミーさん!マイさん!」



突然のことにローチが驚く。



ソレは私も同じ意見だった。

どうして二人がここにいる…?
あの時、大聖堂には私とローチだけだったはず…。




マイ「アミーさんと素材集めのクエストやってたらいきなり…」



アミー「今しがたマイさんが作ったアキューとすれ違ったんですけど、命令もないのに動いてて…」




…あー、見られたか。





『…二人とも、よく聞いてくださいね。
……異世界に飛ばされた…としたら、この状況は説明がつくと思います。
信じますか?』




私が、なるべく優しく、単刀直入に言うと
二人は目を見張らんばかりに開いて、「え?!」と大きな声を出した。




アミー「…ま、またまた〜。レティさん嘘が上手…」





「…本当のことですよ?」



ローチも口を挟むと、二人はとたんに静かになってしまった。






『……ともかく、四人だけで話していても仕方ないでしょう。
NPCたちに声を掛け合って、ひとまずここがどこなのか調べてもらう必要があります。
ローチさん、私は守護者統括のエドワードに守護者召集の"メッセージ/言伝"を飛ばしますので、貴女はアキューにお願いします』




「わかりました。
アミーさんとマイさんは、とりあえずここで待機していてください。
状況がわかり次第、ゆっくりお話しします」



そう伝えると、二人は先程より落ち着いたのかゆっくりとうなずいた。







次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ