OverLoad【四人の悪魔姫】
□第4話 森の賢王
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翌日。
昼頃にカルネ村に着いた。
村には頑丈な柵、強固な門が張り巡らされている。
ンフィーレアは心配そうだ。
すると、草原からゴブリンがゾロゾロと現れた。
"漆黒の剣"のメンバーとナーベ、ミーアが戦闘体制に入ろうとする。
『待ってください。…どうやら普通のゴブリンとは違うようです』
モモン「そのようですね」
モモンは覚えがあるのか、ナーベの行く手を塞ぐように左手で制した。
まあ、自分の与えたアイテムで召還されたゴブリンだからな…。
その後、エンリが来てくれて
村に入ることができた。
暫く村で休息を取り、話を聞いてまわると
ちらほら、「アインズ」「レジーナ」「ローチ」の声が聞こえる。
よしよし、ローチは着実に中の人と親交を深めているようだ。
だが、それに違和感を示しているのは…
他でもない、モモンことアインズ本人である。
木陰に向かった彼を追って、こっそり聞き耳をたてると、どうやらアルベドに連絡を取っているらしい。
聞くところによると、ローチとマイがナザリックに謁見を申し込んでいるのだとか。
ただ、アルベドもアインズが居ないことには謁見を許可しようもないし、
ローチたちの方の主である、私……レジーナ・ニュクス・アレクサンドラが戻らないことには話が進まない…と苛立った様子で報告している。
…と、そんな折
私にも"メッセージ/言伝"がとんできた。
アイコンを見る限り、ニューロのようだ。
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