もしドラ

□第1撃 22世紀
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『…』


「どう見ても…未来だよな、これ…」


『…ええ』








「おーい!」


「ん?王、なんか言った?」


『私が言うはずないでしょう?
あの声色からして、恐らく…』



「王ドラー!エル・マタドーラー!!」


『…やっぱり』


「ドラリーニョ!待つですー!また転ぶ…」




ズべっ



「…って、やっぱり転んだであるか…」



「ドラリーニョ!ドラメッド!」


『どうやら、この世界に飛ばされたのは私たちだけではないようですね』


「しかし…ドラえもんとドラニコフがまだ見つからないです…」


『…』



「…そうだ!王、スマホは?」


『あるにはありますが…この世界で使えるかどうか…。ちょっと待って下さい』






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