もしドラ
□第4撃 ダレダレ!?擬人化ダンスパーティー‼
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学校から寮への帰り道。
(言っていませんでしたが、私達女子ドラズは、ドラズと同じ寮です)
王「ぁ…小狼…じゃなくて!シオリさん‼」
『?…王ドラ…?
別に小狼でも構いませんよ?』
王「いえ、ちゃんと呼ばせてください。大切な名前なんですから…」
『まぁ、良いですけど…。で、何か用ですか?』
王「は、はい。あの…」
暫く経っても王ドラから言葉はありません。
うつ向いているので、顔も見えませんし…。
『(そんなに言いにくい事なんでしょうか…?)』
王「あの…もし宜しかったらなんですけど……今度のダンスパーティー、私と…踊ってくれませんか…?」
…これで合点がいきました。
ノラミャーコさんが言っていたのが、王ドラの事だとすれば……ですが。
『…勿論、良いですよ(笑)』
王「!ほ、本当ですか!?」
お願いするために下げていた頭を、王ドラは勢いよく上げました。
『はい。誰からも誘われてませんので』
恐らく王ドラも似たような境遇なのでしょう。(慣れている女子が私しかいませんから)←
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