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□月受け企画@
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森山+月島

※会話文
in烏野高校

「やぁ、君が月島くん?」

「…どうも」

「俺は森山由孝。海常高校3年、バスケ部に所属してる」

「月島、蛍。烏野高校1年、バレー部です」

「ポジションは?ちなみに俺はSG(シューティングガード)ね」

「MB(ミドルブロッカー)です」

「へぇ、確かにでかいもんなぁ。何p?」

「…188」

「おお!黄瀬と同じくらいか。どうりでなんとなくムカつく感じがしたんだな」

「はぁ?何ですかそれ…」

「うちには黄瀬っていう1年がいてな、しかもイケメン!それだけでもムカつくのにレギュラーだから運動も出来るわけでモデルなんかもやっちゃてんの!あいつは毎日女の子に囲まれてさ、羨ましいったらないよね。俺にも紹介してくれたっていいよね?どう思う?」

「どうでもいいです。てか女なんていないほうがいいでしょ。うるさいし」

「何だその自分モテます発言!イケメン死ね!モテ男死ね!」

「まぁ、女子じゃなくてもうるさいやつはいますけど」

「ん?それがお前の彼氏か?」

「っはぁ!?」

「違うのか?この企画の主旨だろ。月受けってくらいだから君が彼女役なんだろ?」

「そいつじゃないです…。あんま認めたくないんですけどね。王様が彼氏役ってことも僕が王様を好きってことも。何で好きになったのか未だに分からない」

「王様って(笑)その呼び方で呼んでんの?」

「まぁ。あだ名ですよ」

「あだ名が王様ってどんだけすごいんだ」

「別に。ちょっと他より技術があるだけで威張ってたから、自己チューの王様って意味でつけられたんですよ」

「ふーん。でも好きなんだろ?」

「…!そーですね、付き合ってるんだからそーいうことになるんでしょうね」

「素直じゃないなぁ。…って伊月も相当素直じゃないけどな」

「森山…さんは、その伊月っていう人と付き合ってるんですか?」

「あぁ。俺が最初に好きになって、ずっと片思いだった。伊月もなかなか落ちてくれなくてさ、口説きまくったら仕方ないなぁみたいな感じで今に至る。なんかあいつ大人なんだよな、年下なんだから甘えてもいいのに」

「…」

「あ!でもね聞いて聞いて!この前、伊月がやっと好きって言ってくれたんだよー!もう嬉しくて嬉しくて、ちょっと強引にキスしたら殴られた(笑)」

「笑うとこですかそこ…。…あの、好きって言われると嬉しいですか?」

「そりゃもちろん。月島くんは?王様くんに言われて嬉しくないの?」

「嬉しいというか、恥ずかしい…。王様にそーいうことを言われると体が熱くなって…、顔見れなくなる…」

「そっかそっか。月島くんも王様くんのこと大好きなんだね」

「ち、違う!なんで僕があんなやつ…」

「さっき自分で好きだって言ってたじゃん。そのこと王様くんにちゃんと伝えてる?」

「いや…」

「じゃあ伝えてあげなよ。たぶんすっごい喜ぶよ、俺みたいに」

「強引にキスされるのは嫌です」

「そこはもういいの!とにかく今日だよ、今日伝えないとダメ」

「チッ。…努力します」

「今舌打ちしたよね?舌打ちしたよね?」

「はい」

「なんでここだけ素直なの!?俺、イケメンが分からないよ!!」

「とりあえず帰ってください」


おわれ



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