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□リップクリーム
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※会話文
「…食満お前何つけてんの?」
「あ?潮江か…、何ってリップクリームだよ」
「ぶはっ…り、リップクリーム…あっははははは食満がリップクリームってあははははひぃー!似合わねー!」
「なっ…!仕方ねぇだろ、唇乾燥しやすいんだよ!」
「だからってリップクリーム…、ぶっははははは」
「笑いすぎだバカ!あ、そうだ今、口の端も切れてるからキス禁止な」
「は…?」
「だってお前キスするとき唇舐めてくるじゃん。それに、大きく開けると痛いし。だから悪いけど治るまで我慢してくれ」
「ふざけんなバカタレ…!んなの我慢できるわけねぇだろ!」
「潮江!?ちょっ、まっ、んぐっ…!…ん、ふっ、あっっ…い、痛ぇよ!なんでわざわざ切れてるとこ舐めるんだよ!」
「お前がバカなこと言うからだ」
「バカとは何だ!少しぐらい我慢できねぇのかよこのケダモノ!」
「無理だ。俺はケダモノだからな、いつ治るかも分からんし、お前の痛そうにしながら感じてる顔もなかなかそそる」
「くっ…、変態め…!」
「さて、続きをしようか。まだ終わってないぞ食満」
「こっ…こっち来るなあああああ」
おわっとけ