恋って気持ち
□思いがけないハプニング
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『ガーー』
自動ドアが開いた
雪世達かなと思ってドアを見ていると、女が入ってきた。
女だったが、雪世ではないとすぐに分かった。
だって、暑化粧で香水の匂いが凄かったから。顔もキャバ嬢みたいだし。
もし雪世がこんなだったら、アイツの兄貴共が許すわけねーよ。可愛い妹の一大事、とか言って騒ぎそ。
……やべっ、考えるだけで面白いんだけど!!
なんて呑気に考えていた。
すると………
「亮っ!!」
………は?………え?…俺?
なんと、暑化粧の女が俺の名前を呼び、タッタッタッと近づいてきた。