レモン茶葉夢畑

□君は絶望であり希望ある
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荒廃した街、もはや道とは呼べない道を二人は歩く、一人は男、彼の長髪から見える赤眼は遠くを見ている。逆に後ろにいる銀髪の少女はキョロキョロと辺りを見回している。とても楽しそうに。
「ねぇイズル、見て見て見て!あっちからもこっちからも絶望を感じる!!」
イズル、もといカムクライズルはつまらなそうに辺りをみまわした。
「咲花、あまり騒がないでください、まったくツマラナイ。」
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