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□凛、逆ハーレム←
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=2話=
寮へと帰って早々にこの力を試しに使ってみたくなった。部屋に戻れば今起きたのか、似鳥がぼおっ、とした視線を投げてくる。
試しに使ってみるか。
「先輩、おはようございます。」
「おう、似烏。」
「はい、」
此方の顔色を伺う相手に強く念じる。
俺だけを見ろ、俺だけを見ろ、俺だけを見ろ…
「先輩………。好きです。」
マジかよ、この力………。
似鳥は俺に抱き着いてくる。俺は腰を抱いてそのままベットへと倒れ込んだ_____
****岩鳶高校
「ハルちゃん、ねえ、ハルちゃんってばー!」
「うるさい、」
…全然相手してくれない。ハルちゃんは何時もそうだ。まぁ、そこがハルちゃんらしいと言えばそうだけど。ふと窓へと視線を向ける。
「リンちゃん!!??」
黒い翼の生えた彼がそこに立っていた…いや、飛んでいた。僕は頭が混乱しているのか指を差したまま口をパクパクと開閉を繰り返していた。異変に気付いたレイちゃんが眼鏡を押し上げて
「何もないですよ、渚くん。」
と目の前でひらひら、と手を振ってくる。
僕はただ、こく、と頷く動作を返すだけだった。
絶対に、あれはリンちゃんだ。
凛逆ハーレム現在:1人
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もう話が急過ぎてすみませ、←