リヴァイ班突撃!!

□ちっちゃい子
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 「とうっ!」
「ぎゃああぁぁぁぁあ?!」

おはようございます。
エレン・イェーガー、本日は奇襲による起床です。

「おっはよう!エレーン!」

…なんとなくわかってた気がする。
やっぱりハンジ分隊長だったか。
俺、すっげえ驚いたんですが?

「…おはようございます。」
「あれ?!元気ないね?!」

そりゃあ、ぐっすり寝てるところを襲われたらいい気分しませんよ。

「…いえ、起きたばかりなので。」
「ふーん。」

聞いといて興味なしかよ。

「ね!それよりさ!」
「なんですか?」

ハンジは胸ポケットをごそごそ漁り出す。

「…ぉ!あった!」
「何がですか?」
「フフフ…」

この笑みは見たことある。
俺の実験の時の顔にそっくりだ。

「とぅっ!」
「もがっ?!」

ハンジに無理矢理何かを口に押し込まれたせいでエレンはせき込んだ。

「っハンジさん!何食わしたんですか?!」
「えー?いいものだよー(笑)」
「(嘘だ。)」

絶対、嘘だ。
また変な薬飲まされたに違いない。

「まっ、もう少ししたらわかるよ〜(笑)」

ホント、何食わしたんですかハンジさん…。

「そんな目で見ないの!すぐわかるから!」
「ホントに゛いいもの゛なんですか?」
「うん(笑)1日だけちょっと普段より生活が狂うっていうか、やりにくくなるけど(笑)」

気のせいか?
それって結構大事じゃね?

「じゃ、忙しいからまたねー!」

忙しいならこんな薬作ってないで、書類とだけ戯れててくださいよ…。
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