短編
□愛しているから
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久しぶりのオフ、おいらは潤の家でくつろいでいた。
次はいつ旅行に行けるかなぁなんて考えている隣には、ぴったりくっついてスマホをいじる潤がいる。
画面から目を離すと、なんにも言わずにおいらの顔を見つめて微笑んだ。
その顔があまりにもイケメンで、おいらはその瞳から目を逸らせなくなってしまう。
意志の強そうな眉毛に真っ黒で長いまつげに縁取られた目。
今はこんなに優しい顔をしてるけど、ヤってる時は猛獣みたいな目でおいらの事食べちゃいそうな表情をする。
潤のあっついので突かれてワケわかんなくなっちゃってるおいらを見て、「かわいいね」って言いながらその瞳でおいらの事を溶かすんだ。
・・・ヤってる時の潤を思い出してたら興奮してきちゃった・・・
おいらもまだまだ若いな、なんて思いながら舌なめずりをした。