頂物/捧物/落書

□超★極★論
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「もーねー、くーちゃん可愛くてねー
息子もいいけどやっぱり娘って特別だよねー」

「教団にも慣れてきたみたいですし
リナリーと遊んでいるところを見ると和みますよ♪」

黒の教団の室長室から二人の男のほのぼのとした声が聞こえてくる
一人はその部屋の主であるコムイで、もう一人は元帥のティエドールだ

ティエドールは定期報告のために戻ってきていたのだが、途中で挫折し、今はクリアの話題になっている

「そーいやユー君とどんな感じ?」

「もー見てるこっちが幸せになるくらい仲いいで…」バタァァン!!

コムイの言葉を遮るように盛大な音をたてて話題の人物がドアを開ける

「お、くーちゃん」

「噂をするとなんちゃら、だね
クリア、どうしたんだい?
そんなに慌てて…」

コムイの言葉にクリアは顔をあげる
それを見て慌てたのはコムイとティエドールだ

「ちょ、なんで泣いてるの!?」

「ど、どうしたんだい!?くーちゃん!!」

「うああああああん!!」

「げふっ」

クリアはその問いには答えずにコムイに勢いよく抱きつく

「ど、どうじだんだい…」

「くーちゃん!!リーの首がしまってるよ!!」

「ひっく…
コム兄、僕を…



僕を男にしてぇぇぇっ!!!!」


…………。


「「はぃぃぃぃぃい!?!?」」
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