夕陽、見上げて
□第1話―843年―
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「―――うっ………」
雨音が響く、深夜。
「――っ!う、あぁ………」
うなされる声が響く。
【第1話―843年―】
目の前に広がるのは血の海。
『―――げてっ!――!』
誰かの叫び声が聞こえる。
『逃げ―――!お母―――ことは―――らっ!』
自分によく似た女の人が、必死に何かを伝えようとしてる。
この状況は、なに?
『エリっ!生きてっっっ!!』
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