妄想〜パロディ〜小説
□Cat Cat!! extra?
2ページ/59ページ
私宛てのプレゼントだ! byカガリ
ピンポーン
「はーい!」
ガチャッ
「来たぞ、カガリ」
──ニャー
こんにちはカガリさん
「アスラン、ラクスいらっしゃい!」
ここはアスハ宅…
アスランとラクスは今日も今日とてカガリの家にやって来た。
カガリは毎日来てるんだからインターホン鳴らさなくてもいいのに…と思いつつ、1人と1匹を中に入れる。
「今お菓子持って来るからちょっと部屋で待っててくれ」
「ああ、わかった。んじゃラクス、カガリの部屋に行くぞ…って、ラクス?」
アスランが自分の足下にいたはずのラクスに目を向けると、そこにラクスはいない。
辺りを見回すとリビングにラクスの尻尾が見えた。
「ラクスここにいたのか?ってラクス?」
アスランはリビングにいるラクスに声をかけるが、ラクスはリビングの小さいテーブルの上にある、綺麗にラッピングされた箱を興味津々に見ていた。
「こら、駄目だぞ?ラクス…それは「開けてもいいぞ?」……へ?」
ラクスを咎めようとした言葉はカガリによってなくなった。
それどころか開けていいとまで言う。
「はぁ…開けていいのか?小父さん、小母さん宛てじゃないのか?」
「いや、それは私宛てのプレゼントだ」
カガリの意外な言葉にアスランの頬が少し引きつった。
.