妄想〜パロディ〜小説

□Cat Cat!! extra?
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それは今から遡ること15分前…

〜カガリ回想〜


「ただい

──ガチッ

って…なんだ、お母様買い物か…」

カガリは玄関口に鍵がかかっている事で、母が不在と確認し、いつも持っている合鍵で家に入った。

まぁいいか…アスランとラクスが来るのはもう少ししてからだから、服着替えてお菓子食べよ

カガリがそう思って2階の自室に行こうと階段を上ろうとしたときだった。


ピンポーン

「はーい!」

アスランか?今日はいやに早いな…

カガリはすぐ玄関に行き扉を開ける。
今は4月。
けれど4月だからといって侮るなかれ。
4月だから暖かいとは限らないからだ。

外はまだ寒いから、中に入って待っていてもらおう

カガリはそう思いながら扉を開ける。

「すまないアスラン、着替えがまだだから中に入って…」

言葉が止まった。
止まったのは、そこにいたのがアスランではなく、パッと見、男の子の様な女の子がいたからだ。


そしてその場が沈黙する。
カガリは相手を間違えた事により、二の句が告げずにいると、相手の女の子から話かけてきた。

「すみません、ここアスハさんのお宅で間違いないですか?」

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