走録(ハシロク)

□富士青木ヶ原樹海
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今日は富士山新五号目に行く予定で出発。

とりあえずは箱根の方を目指し走る。国道1号線から国道138を使って静岡を目指す。涼しげな林道を駆け上がる。
箱根はやはり下に比べ気温が低く、過ごしやすい。
途中にあるPAふじみ茶屋で休息。道は混んでなかったのでスムーズに行くことができた。他のライダー達もかなり飛ばしていた。

それから御殿場の国道246沿いのファミマで朝飯をとる。街中は車も多く、なにより暑い。早く逃げたいがため横をひょいひょいと擦り抜けた。

そして246を外れ県道23に入る。ここからは遠慮なくバシバシ走った。天気も程よい晴れ具合で涼しく、快適だった。他車もないので尚更。

富士山スカイラインを通って新五号目にいくための右折。山道を行こうとした。しかし、今週と来週末はどうやら一般車両は通行規制のようで、バスしか行かれないとのこと。警備のオッチャンに「おとといきやがれ」と言われてはないが、あきらめて引き返す。もとの道に戻り、西に向かう。スカイラインが終わり、国道139を渡ったとこ、白糸の滝と書かれた看板が目に入る。思いつきで見に行った。
前に行った伊豆の浄蓮の滝にも匹敵する迫力であった。客もかなりいた。ここいらでは有名なのだろうか?でもどこにでもありそうな名前だから期待してはなかったが、正直ビビった。ちなみに駐車場は100円でした。写真とか撮ったし、とりあえず出た。
そして次はどうしようと、地図を眺める。せっかくなので、長野に行った時に通った国道139を通り北上。
なんかめずらしいものがないか脇見運転。右の景色がえらい草原が続いていた。こりゃ行くしかないと、細い道を曲がり東へ。

一度止まり、地図で現在地を確認。そしたら地図の左上に青木ヶ原樹海の文字が。またまた思いつきで見に行った。近づく事は出来なかったが、撮影ポイントからみた景色は身震いさせる恐さが確かにあった……あれは出られなそうだ……と思わせるのには十分だった。なんか綺麗なんだけど、奥というか、端が見えないところが何とも怖い気がした。コエーとか言ってるとき樹海の方から雷が鳴り出した。県道71を北上してたが、急遽逃げるように引き返す。富士宮市はまだ晴れていた。途中に末広牧場という大草原があった。雲で山が見えなくなり、とても広い感じに見えた。その広さ、北海道も何のその。実際は敵わないが……。写真を撮って再び県道71を南下。来た道を戻った。スカイラインを再び走った。しかし途中、異様に暗くなった。「まだ3時だぞ??」とかぼやきながら西臼塚PAを越えて間もなく、大粒の雨がパラパラと来た。身体に当たて痛い。それから数分して激しい雷雨に見舞われた。パーキングエリアがあったので滑り込みセーフ。びしょ濡れは避けられた。水ヶ塚PAにて休止。できれば抜け出したかったが、雲の速さに負けました。天気予報を見とく
んだった……バカみたいに晴れ続きだから油断してた。なにより雨具がないことが一番の失敗だった。身動きが取れなくなった。雷は激しさを増し、いよいよ危険な程になった。
 

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