BOOK・・
□ぬしの事が、好きでたまらない。
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こうして横に歩くだけでも
こんなに胸を踊らせてしまうのであろう。
こうしてたわいもない喧嘩でも
ぬしとだったら、このまま続けてもいいと感じるだろう。
こうしてぬしの顔を見るだけでも
わっちのありのままの姿を見せてしまうんだろう。
だけど
それだけじゃ、わっちは物足りないのじゃ。
ぬしに触れたい。
あの頭・・頬・・首元・・手・・胸元・・。
銀時のすべてじゃ。
触れたら、それからとまらなくなりそうじゃ。
それぐらい
ぬしの事が好きでたまらない。